...大きなお金が一度に出てくることを「大塊のお金が動く」と言う...
...彼女の口癖は「大塊の買い物をしたい」だ...
...大塊な石が道路の上に転がっていた...
...古い家には大塊な木造建築が多い...
...大塊のチョコレートが欲しい...
...大塊は恐らく人間の望を充たす為に造られたものであつた...
ウィリアム・バトラー・イエーツ William Butler Yeats 芥川龍之介訳 「「ケルトの薄明」より」
...けれども野田大塊(のだたいくわい)先生あたりに比べれば...
芥川龍之介 「文芸鑑賞講座」
...この大塊は大体に於て孤立しているのだが...
石川欣一 「可愛い山」
...斑岩の大塊を踏み...
鵜殿正雄 「穂高岳槍ヶ岳縦走記」
...なおその後にある一個の大塊は小脳であるが...
丘浅次郎 「脳髄の進化」
...宝石の大塊のごと春の雲四月十九日 箱根丸にて楠窓...
高浜虚子 「五百五十句」
...大塊に小破片、引きぬかれた一面の壁にこわれた皿、あらゆる破片の恐るべき混和、シシフォス(訳者注 地獄の中にて絶えず大石を転がす刑に処せられし人―神話)はそこにおのれの岩を投げ込み、ヨブはそこにおのれの壜(びん)の破片を投げ込んでいた...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...大塊の面を擧て一團と爲さんとするを見る...
内藤湖南 「學變臆説」
...乱雲の一大塊と化してしまう...
中村清太郎 「ある偃松の独白」
...光と陰の大塊に分裂するとともに...
中村清太郎 「ある偃松の独白」
...赤石沢の奥から雲の大塊が山の半面に掩いかかった時には...
中村清太郎 「ある偃松の独白」
...隅の籠に、盛り上げてある、氷の大塊を、抱え込んで、うめるので……...
中村清太郎 「ある偃松の独白」
...数百個の氷の大塊に割れて...
中谷宇吉郎 「アラスカの氷河」
...蹄鉄状の大塊となつてゐる...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「ディカーニカ近郷夜話 後篇」
...その昔山崩れで押出されて来た花崗岩の大塊で...
三澤勝衛 「自力更生より自然力更生へ」
...大杯の酒に大塊の肉があれば...
森鴎外 「鼠坂」
...根こそぎの叢(くさむら)の大塊...
夢野久作 「戦場」
...此等の一團二團の緑の大塊である...
吉江喬松 「山岳美觀」
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