...新政の初め別して御大事にて四藩のうち御登京のうえは大赦の大号令仰せ出だされたし...
徳富蘇峰 「将来の日本」
...「王政復古の大号令」を発した...
蜷川新 「天皇」
...幕府の罪状等を演達し太政官の大号令を諭示して...
與謝野禮嚴 「禮嚴法師歌集」
...東――八幡原のほうへ向って徐々迂回(うかい)前進せい」という大号令が聞えた...
吉川英治 「上杉謙信」
...曹操は即日大号令を発した...
吉川英治 「三国志」
...開戦の大号令一下あるのみだ」大号令(だいごうれい)一柴桑城(さいそうじょう)の大堂には...
吉川英治 「三国志」
...すなわち陸遜は軍令壇(だん)に立って諸大将に大号令を下した...
吉川英治 「三国志」
...引っ返して、蜀勢を挟撃しろ」と、大号令した...
吉川英治 「三国志」
...孔明の下せる大号令のしるしである...
吉川英治 「三国志」
...「無二無三踏みつぶせ」とする大号令をいらだたせ...
吉川英治 「私本太平記」
...叡山の行宮(あんぐう)から発しられた諸国への大号令が...
吉川英治 「私本太平記」
...全国へむかって発せられていた吉野朝廷の大号令によるもので...
吉川英治 「私本太平記」
...生中生ナシ――の大号令を...
吉川英治 「新書太閤記」
...大号令をもって令した...
吉川英治 「新・水滸伝」
...ただちに例の“雪烏騅(てきせつうすい)”の名馬にまたがり大号令をくだしていた...
吉川英治 「新・水滸伝」
...――小御所(こごしょ)会議、慶喜(よしのぶ)の下坂(げはん)、大号令の発布、政権奉還の一決と、暗転から明転へと、さしもの紛争がすべて一直下に解決の曙光(しょこう)が見えてきてからの迎えなのである...
吉川英治 「松のや露八」
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