...明日はお前にも大厄日だ...
芥川龍之介 「お富の貞操」
...去年という大厄年の猛烈な不景気には...
伊藤左千夫 「去年」
...このたびの大厄難突破の次第を...
太宰治 「お伽草紙」
...このたびの大厄難突破の次第を...
太宰治 「お伽草紙」
...また二人(ふたり)が内祝言(ないしうげん)の日(ひ)はチッバルトどのゝ大厄日(だいやくじつ)...
シェークスピヤ William Shakespeare 坪内逍遙訳 「ロミオとヂュリエット」
...おまけに十九の大厄(たいやく)だと言う...
寺田寅彦 「どんぐり」
...おまけに十九の大厄だと云ふ...
中谷宇吉郎 「『団栗』のことなど」
...セネカは婦女と無学をもって世界における二大厄とし...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...私のこの後の大厄もこの時に已(すで)に兆(きざ)しているのである...
牧野富太郎 「牧野富太郎自叙伝」
...欠乏の大厄年として指摘されている...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...その女の大厄(たいやく)を突破せねばならぬ御女(おんむすめ)のことを...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...次に蘭軒生涯の大厄たる脚疾が...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...人間の大厄難になつてゐる病(やまひ)は...
森鴎外 「妄想」
...女の大厄である其年を待たないで...
森田草平 「「青白き夢」序」
...彼の一大厄難はまぬがれ得まい...
吉川英治 「私本太平記」
...「後方に一大厄(いちだいやく)が出来(しゅったい)」と...
吉川英治 「新書太閤記」
...今年は大厄(たいやく)だったんだなア」愚痴をこぼしてフラフラと一...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...わたしは世にいふ大厄の今年が四十二歳であつた...
若山牧水 「酒と歌」
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