...大利根の王と推称せらるるも理(ことわ)りなり...
石井研堂 「大利根の大物釣」
...大利根の原流地、二千メートルを越える山々の麓にかたまった藤原の部落、鬱蒼たる処女林の中で、霧の深い朝夕、山刀をたっつけの腰に結びつけた男が、グイグイと木を刳ってこれを作ったのだ...
石川欣一 「山を思う」
...日本一の大科学者といわれる大利根博士(おおとねはくし)に来ていただくことにして博士のお智恵を借りることにきめたのです...
海野十三 「怪塔王」
...必ず怪塔王征伐のいい方法がみつかるにちがいありません」6大利根博士は...
海野十三 「怪塔王」
...「はい、塩田はかたくそう信じております」「それで、大利根博士は、その後どうしたというのか」「博士は、この血ぞめの縞ズボンを残したまま、どこかへいってしまったようです...
海野十三 「怪塔王」
...大利根博士邸内のエレベーター仕掛の実験室といい...
海野十三 「怪塔王」
...怪塔王というのは大利根博士が化けているのだとおもいます」「一彦君のいうところは...
海野十三 「怪塔王」
...それは何じゃ」「それは大利根博士の行方だ...
海野十三 「怪塔王」
...大利根博士に頼んで...
海野十三 「怪塔王」
...早く言え」「貴下は大利根博士ですか...
海野十三 「怪塔王」
...あの大利根博士なのだ...
海野十三 「怪塔王」
...大利根博士が怪塔王だったのだ!」帆村は...
海野十三 「怪塔王」
...別人ならぬ大利根博士でありました...
海野十三 「怪塔王」
...片市と松助の涎(よだれ)くりと三助とを評せしは大利口なり...
三木竹二 「両座の「山門」評」
...第一軍艦や汽船をそれで製造すると大利益です...
村井弦斎 「食道楽」
...大利根からうごきだした北条勢の一部が...
吉川英治 「篝火の女」
...小利は知っても大利を覚(さと)らないほど素朴なものだ...
吉川英治 「新書太閤記」
...ここに彼へ大利益(だいりやく)を与えたいと思うので...
吉川英治 「親鸞」
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