...カラーで大写しにして...
江戸川乱歩 「鉄人Q」
...その二人の人物の対話の場面の大写し...
チャールズ・ディッケンズ 佐々木直次郎訳 「二都物語」
...これと反対の場合は映画における大写し...
寺田寅彦 「生ける人形」
...塹壕(ざんごう)のそばの焦土の上に羽を休めた一羽の蝶(ちょう)を捕えようとする可憐(かれん)なパウルの右手の大写しが現われる...
寺田寅彦 「映画芸術」
...歌っているアルベールの大写しの顔と交互に彼を取り巻いているいろいろな顔が現われる...
寺田寅彦 「映画雑感(1[#「1」はローマ数字、1-13-21])」
...たとえば大写しのヒロインの目の瞳孔(どうこう)の深い深い奥底からヒロイン自身が風船のように浮かび上がって出て来たり...
寺田寅彦 「映画雑感(4[#「4」はローマ数字、1-13-24])」
...次には電話器だけが大写しに出る...
寺田寅彦 「柿の種」
...読者は寧ろ彼自身の欲望が社会という反写鏡によって大写しにされた点に興味を見出すのであり(そしてそういうのが所謂センセーションなのである)...
戸坂潤 「現代哲学講話」
...映画の大写しのように彼の顔の前に迫った...
浜尾四郎 「夢の殺人」
...砂を巻いて私の眼界に大写しとなった...
牧野信一 「鬼涙村」
...嗤ふ――表札の大写し――...
牧野信一 「サンニー・サイド・ハウス」
...大写しになつた百合子の不思議な艶かしさを湛へた姿が...
牧野信一 「南風譜」
...立唄の頬のこけたが玉に疵久良伎プロテアは鴉猫から思ひ付き久良伎遠くなり近くトリツク腕を見せ同大写し睫毛は筆で描いたやう同活動は戸締りのない家に住み同ダグラスは軽業までの芸も見せ同ダグラスの乗地は柵を飛び越える同岡惚れもピックフォードは罪がなし同さうして活動写真の白熱化して来たそもそもの時代だつた...
正岡容 「大正東京錦絵」
...この十人の狂人たちの一人一人の姿を大写しにして御覧に入れます...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...斯様(かよう)に大写しにして御覧に入れたかと申しますと...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...どこへやっても四囲の鏡が彼女等の肢体を大写しに瞼(まぶた)の中に叩きこむのだから――彼に訴えた物語りは...
蘭郁二郎 「鱗粉」
...作者島崎藤村氏の大写し一枚...
若杉鳥子 「浅間山麓」
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