...大兄弟: 年長の兄弟を指す言葉...
...「お兄さんが大兄だから、彼女のことはしっかり見守ってあげてね」...
...「大兄の立場で言わせてもらうと、その提案はありがたくはない」...
...「彼は大兄 で、弟は二男だった」...
...また報知の御手数も大兄を煩わす方がよくなって参り候...
高浜虚子 「漱石氏と私」
...序を以て大兄へ御通知に及び候...
高浜虚子 「漱石氏と私」
...大兄の作...
高浜虚子 「漱石氏と私」
...従って自然は大兄の如く……」また大兄のごとくか...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...中大兄皇子(なかのおおえのおうじ)など...
蜷川新 「天皇」
...しかしながら、中大兄は、聖徳ある大人物ではなかった...
蜷川新 「天皇」
...中大兄にたいして反逆を企てた...
蜷川新 「天皇」
...中大兄にたいして...
蜷川新 「天皇」
...しかしながら、六四五年、蘇我氏は、中大兄皇子、中臣鎌子およびその他五人の陰謀家により、突如として暗殺された...
蜷川新 「天皇」
...前に挙げたように、甲の類は榎の木の「エ」、蝦夷の「エ」、物を得るの「エ」であり、乙の類は、枝の「エ」、中大兄の「エ」、笛の「エ」、吉野の「エ」、その他にも沢山ありますが、榎の木の「エ」は甲の類の「エ」で、甲の類の字を使って、乙の類の字を使ったものはない...
橋本進吉 「古代国語の音韻に就いて」
...大兄の心配は身を安んずるに地なき程の事...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...やがて彼女の良人(おっと)となるべき卑狗(ひこ)の大兄(おおえ)と向い合いながら...
横光利一 「日輪」
...「大兄、我は高倉の傍で爾を待とう...
横光利一 「日輪」
...管玉(くだだま)をかけ連ねた瓊矛(ぬぼこ)を持った卑狗(ひこ)の大兄(おおえ)と並んで...
横光利一 「日輪」
...大兄は斎杭(いくい)に懸った鹿の角を長羅に向って投げつけた...
横光利一 「日輪」
...卑狗の大兄の幻が彼女の眼から消えてゆくと...
横光利一 「日輪」
...」「大兄、我は王のために鞭打(むちう)たれるであろう...
横光利一 「日輪」
...元より大兄の先祖でも何でもないが...
吉川英治 「随筆 宮本武蔵」
便利!手書き漢字入力検索