...大兄弟: 年長の兄弟を指す言葉...
...「お兄さんが大兄だから、彼女のことはしっかり見守ってあげてね」...
...「大兄の立場で言わせてもらうと、その提案はありがたくはない」...
...「彼は大兄 で、弟は二男だった」...
...十月二十二日祖父江生岩井大兄...
江戸川乱歩 「悪霊」
...然し大兄の御近什中(ごきんじゅうちゅう)には甚だ難渋にして詩調にあらざるやの疑を起し候ものも有之様存候...
高浜虚子 「漱石氏と私」
...大兄が同じく凡兆の句より悟入するも...
高濱虚子 「俳諧師」
...大兄(おおにい)さんと別家するのですね...
蒲松齢 田中貢太郎訳 「阿繊」
...兄さんの秘密をすっかり聞いて来たから」お重は兄の事を大兄さん...
夏目漱石 「行人」
...中大兄らと共謀して...
蜷川新 「天皇」
...しかしながら、六四五年、蘇我氏は、中大兄皇子、中臣鎌子およびその他五人の陰謀家により、突如として暗殺された...
蜷川新 「天皇」
...大兄のニュー・ヨーク入りを祝おう...
前田河広一郎 「ニュー・ヨーク 『青春の自画像』より」
...大兄当直上邸...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...大兄欲伴妹拝墓...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...諸兄によろしく八月九日建坊大兄...
山中貞雄 「陣中日誌(遺稿)」
...やがて彼女の良人(おっと)となるべき卑狗(ひこ)の大兄(おおえ)と向い合いながら...
横光利一 「日輪」
...「大兄、以後我は玉の代りに真砂(まさご)を爾に見せるであろう...
横光利一 「日輪」
...卑狗の大兄はまだ来なかった...
横光利一 「日輪」
...管玉(くだだま)をかけ連ねた瓊矛(ぬぼこ)を持った卑狗(ひこ)の大兄(おおえ)と並んで...
横光利一 「日輪」
...大兄の胸からは、血が赤い花のように噴(ふ)き出(だ)した...
横光利一 「日輪」
...」「大兄(おおえ)...
横光利一 「日輪」
...大兄の如き名吏を見たことがない」と...
吉川英治 「三国志」
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