...陽明学は、朱熹学派と並ぶ中国の二大儒学の一つです...
...この一代の大儒の前に忸怩(ぢくぢ)として先刻の無礼を謝した...
芥川龍之介 「侏儒の言葉」
...名医元端(げんたん)や大儒元成(げんせい)を兄弟に持つてゐた人である...
芥川龍之介 「芭蕉雑記」
...果して大儒(たいじゆ)新井白石の言の如く千古の名文であるならば...
石川啄木 「雲は天才である」
...大官となり大儒となって...
田中貢太郎 「涼亭」
...「韓詩外伝」は前漢の大儒韓嬰の手になったもので...
中谷宇吉郎 「百科事典美談」
...荀子三十二篇は周の戰國時代最後の大儒であつた荀況の著作である...
服部宇之吉 「荀子解題」
...碩学大儒続々輩出したりといえども...
福沢諭吉 「政事と教育と分離すべし」
...帆足先生と云えば中々大儒(だいじゅ)でありながら数学を悦(よろこ)び...
福澤諭吉 「福翁自伝」
...是れは豊前(ぶぜん)中津(なかつ)の大儒白石(しらいし)先生の賜(たまもの)である...
福澤諭吉 「福翁自伝」
...鳳岡・白石の二大儒がかくの如くその脳漿(のうしょう)を絞って論戦するほどのことではないようであるが...
穂積陳重 「法窓夜話」
...辺先生は漢代高名の大儒で...
南方熊楠 「十二支考」
...ペルリが浦賀へ来た時代に大儒息軒先生として知られ...
宮本百合子 「鴎外・漱石・藤村など」
...碩学(せきがく)大儒(たいじゅ)の哲学者王たるべきが如く...
森鴎外 「細木香以」
...大儒息軒(たいじゅそっけん)先生として天下に名を知られた仲平は...
森鴎外 「安井夫人」
...後来の大儒は屡(しば/\)温習を懈(おこた)り屡睡れり...
山路愛山 「頼襄を論ず」
...潁川(えいせん)の大儒(たいじゅ)石韜(せきとう)は...
吉川英治 「三国志」
...大儒の業は、まず志を一国の本(もと)におき、人倫の道を肉づけ、文化の健全に華をそえ、味なき政治に楽譜を奏(かな)で、苦しき生活にうるおいをもたらし、暗黒の底に希望をもたらす...
吉川英治 「三国志」
...時の大儒林大学頭(だいじゅはやしだいがくのかみ)や室鳩巣(むろきゅうそう)などを始め...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
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