...スペンサーの所説は確かに大体においては正当である...
スワンテ・アウグスト・アーレニウス Svante August Arrhenius 寺田寅彦訳 「宇宙の始まり」
...横向きには大体において原子量の増してゆく順に並ぶことになります...
石原純 「メンデレーエフ」
...大体において八番目毎に性質の類似した元素が現れるというので...
石原純 「メンデレーエフ」
...大体において南宗...
上村松園 「作画について」
...そして大体においては...
大杉栄 「男女関係について」
...今日の社会制度は大体において階級本能の盛んであった頃にでき上ったものゆえ...
丘浅次郎 「人間生活の矛盾」
...それらも大体においてさしつかえないものとお認めを願います...
高浜虚子 「俳句とはどんなものか」
...人物論といっても大体において...
戸坂潤 「読書法」
...大体において物知りで博学な人である...
戸坂潤 「読書法」
...会っておいて、ためになったかといえば、軍人と政治家は、大体において、つまらなかった...
野村胡堂 「胡堂百話」
...大体において後代の方が多くなったといわなければならない...
橋本進吉 「国語音韻の変遷」
...恐らくは大体において奈良朝くらいまでで終り...
橋本進吉 「古代国語の音韻に就いて」
...大体において気軽な...
松濤明 「春の遠山入り」
...〔訳註〕ここまでの六パラグラフは大体において第一版を基礎とするものであるが...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...なぜならそれは、大体において、自分のカラダがよごれていると思った人間が共同浴場に入ったり、自分の頭がすこしおかしいと感じた人間が精神病院に入院したり、自分の呼吸器の変調に気がついた人間がサナトリアムに入院したり、また考えようで、威勢よくセリあげられているダシの上に人が乗りたがるのに似た現象であって、べつに批難したり押しとどめたりすべき事がらでは無い...
三好十郎 「恐怖の季節」
...譬(たと)えて言えば脳の機械へ注(さ)すべき油を胃の方へ取ってしまうからだね」中川「サア大体においてはそうに違いないが...
村井弦斎 「食道楽」
...大体においてペローが一行の先頭に立ち...
ジャック・ロンドン Jack London 山本政喜訳 「荒野の呼び声」
...しかし大体においてポルトガルとスペインの勢力が後退して行ったのである...
和辻哲郎 「鎖国」
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