...これは彼が大事を取って仕事をした方面なんだ...
魯迅 井上紅梅訳 「阿Q正伝」
...夫人は非常に大事を取っている様に見えた...
江戸川乱歩 「一寸法師」
...軽い肺気腫の兆候があるというので大事を取って休養していたが...
寺田寅彦 「工学博士末広恭二君」
...極めて大事を取って船をやるから...
中里介山 「大菩薩峠」
...あんまり大事を取っていると...
三上於菟吉 「雪之丞変化」
...あまり大事を取っているうちには...
三上於菟吉 「雪之丞変化」
...大事を取って、息をととのえて、指先を、秘し戸にかけると、いつか錠がはずれて、スッ、スッと、小刻みに開いてゆく...
三上於菟吉 「雪之丞変化」
...出来るだけ大事を取って...
夢野久作 「暗黒公使」
...儀助は大事を取って突いて来なかった...
吉川英治 「剣難女難」
...新九郎も充分に大事を取って...
吉川英治 「剣難女難」
...きょうは大事を取って退却を命じたまでだ」と...
吉川英治 「三国志」
...よほど大事を取っていることがこれを見ても分る...
吉川英治 「三国志」
...それは滝川一益(かずます)などが大事を取って申した説で...
吉川英治 「新書太閤記」
...中軍から展(ひら)いている全陣形の綜合的陣容もまた極めて念入りな主守漸進(ぜんしん)の大事を取っているものであり...
吉川英治 「新書太閤記」
...どこまでも大事を取って進まねばならぬ...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...大事を取って一応ご相談に上がったわけです」「ウーム...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...大事を取ってかかる要もある...
吉川英治 「宮本武蔵」
便利!手書き漢字入力検索
この漢字は何でしょう??