...すこぶる大事にする...
石川欣一 「比島投降記」
...あなたにもジヤツクお爺さんとアムブロアジヌお婆あさんがどんなにその御主人を大事にしてゐるか...
アンリイ・ファブル Jean-Henri Fabre 大杉栄、伊藤野枝訳 「科学の不思議」
...この「自信の無さ」を大事にしたいと思ひます...
太宰治 「自信の無さ」
...しかし好い塩梅(あんばい)に大事に至らなかったものの...
谷崎潤一郎 「途上」
...そばにいて大事にしなさい...
O. H. ダンバー O. H. Dunbar The Creative CAT 訳 「感覚の殻」
...大事にしてね」そして...
壺井栄 「二十四の瞳」
...私を大事にはしてくれたんですね...
豊島与志雄 「林檎」
...大事にして上げてくんな」「うるさい...
中里介山 「大菩薩峠」
...それを今でも後生大事にもっててその後手紙をよこしたり...
平林初之輔 「アパートの殺人」
...人間の居家(きょか)処世より立国の大事に至るまで...
福澤諭吉 「〔気品の泉源、智徳の模範〕」
...作者は此の一大事にさへ説明を加へずに稿を終つた...
水上瀧太郎 「貝殼追放」
...お前えにこしらへて貰つたものは大事に着るだよ清公...
宮地嘉六 「ある職工の手記」
...お大事にね...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...戀人のように大事に思つていられるのです...
三好十郎 「肌の匂い」
...――あまり大事に扱ってはいけない...
山本周五郎 「桑の木物語」
...大事にかけて育てられて...
山本周五郎 「ひとでなし」
...――半兵衛、そちも大事に、身を養ってくれよ...
吉川英治 「新書太閤記」
...身を大事にしてくれ……...
吉川英治 「旗岡巡査」
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