例文・使い方一覧でみる「大らか」の意味


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...いのちの中樞を貫く、大らかな、深い、靜かな、忘我によつて實在の底を搜る心を解する者の一路である...   いのちの中樞を貫く、大らかな、深い、靜かな、忘我によつて實在の底を搜る心を解する者の一路であるの読み方
阿部次郎 「三太郎の日記 第一」

...彼の心の底からは、一切を包み、愛し、許したいと思ふやうな、大らかな、寛やかな心持が、この秋の日の七里ヶ濱の波のやうに靜かに搖りあげて來た...   彼の心の底からは、一切を包み、愛し、許したいと思ふやうな、大らかな、寛やかな心持が、この秋の日の七里ヶ濱の波のやうに靜かに搖りあげて來たの読み方
阿部次郎 「三太郎の日記 第二」

...わたしの伐採地から見たところ空は平日とおなじく永遠に大らかなながめにすぎなかったが...   わたしの伐採地から見たところ空は平日とおなじく永遠に大らかなながめにすぎなかったがの読み方
ソーロー Henry David Thoreau 神吉三郎訳 「森の生活――ウォールデン――」

...大らかな堂々とした所があって...   大らかな堂々とした所があっての読み方
高村光太郎 「回想録」

...くったくのない娘(むすめ)のように大らかに...   くったくのない娘のように大らかにの読み方
壺井栄 「二十四の瞳」

...大船を浮べて碇泊した大らかな気持...   大船を浮べて碇泊した大らかな気持の読み方
中里介山 「大菩薩峠」

...折角大らかに拡げた私の腕に...   折角大らかに拡げた私の腕にの読み方
牧野信一 「天狗洞食客記」

...大らかに胸を張り...   大らかに胸を張りの読み方
牧野信一 「まぼろし」

...しかし深い上にもこの谷は大らかな抱擁性を持っている...   しかし深い上にもこの谷は大らかな抱擁性を持っているの読み方
松濤明 「春の遠山入り」

...大らかな虹の光りの下に立つ愛の歓喜が心情の純粋に重吉とひろ子とのものであって...   大らかな虹の光りの下に立つ愛の歓喜が心情の純粋に重吉とひろ子とのものであっての読み方
宮本百合子 「解説(『風知草』)」

...なおさら大らかに先頭へ立ち...   なおさら大らかに先頭へ立ちの読み方
吉川英治 「上杉謙信」

...大らかに飮み遊ぶ...   大らかに飮み遊ぶの読み方
吉川英治 「折々の記」

...次なる太閤時代に大らかな暁(あかつき)を告げていた...   次なる太閤時代に大らかな暁を告げていたの読み方
吉川英治 「剣の四君子」

...至極大らかな顔して...   至極大らかな顔しての読み方
吉川英治 「新書太閤記」

...わあっという頗る大らかな喊声(かんせい)がきこえた...   わあっという頗る大らかな喊声がきこえたの読み方
吉川英治 「新書太閤記」

...けれど、その文字の、天真(てんしん)らんまんで、なんの、見えも、小細工もなく、大らかな、気ままいっぱいな筆つきであることにも、何か、びっくりさせられた...   けれど、その文字の、天真らんまんで、なんの、見えも、小細工もなく、大らかな、気ままいっぱいな筆つきであることにも、何か、びっくりさせられたの読み方
吉川英治 「新書太閤記」

...大らかに飲み遊ぶ...   大らかに飲み遊ぶの読み方
吉川英治 「天皇と競馬」

...この上体を静寂な調和のうちに安置する大らかな結跏(けっか)の形といい...   この上体を静寂な調和のうちに安置する大らかな結跏の形といいの読み方
和辻哲郎 「古寺巡礼」

「大らか」の読みかた

「大らか」の書き方・書き順

いろんなフォントで「大らか」

「大らか」の英語の意味


ランダム例文:
機関部   余裕しゃくしゃく   南無三  

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