...「中の島」の鼻を大まわりに不相変(あいかわらず)晴れやかな水の上をまっ直(すぐ)に嶽麓へ近づいて行った...
芥川龍之介 「湖南の扇」
...大まわりに中(なか)ぞらへ舞い上った...
芥川龍之介 「少年」
...金星探険団のマロン博士一行の乗っているロケットが針路をあやまって大まわりをしたために...
海野十三 「宇宙の迷子」
...椅子のうしろをぐるっと大まわりをして...
海野十三 「地獄の使者」
...そのため彼は大まわりしなくてはならなかった...
海野十三 「少年探偵長」
...彼は海底を大まわりしなければならなかった...
海野十三 「地球発狂事件」
...二人は大まわりをして...
海野十三 「千早館の迷路」
...上下に二つつながっている、おなじ部屋の上のほうを出て、大まわりをして、下のほうの部屋まできたわけです...
江戸川乱歩 「超人ニコラ」
...小林君は道のない森の中を、大まわりして、ながい時間かかって、城のよこから、うしろのほうへまわってみました...
江戸川乱歩 「鉄塔の怪人」
...荷物は江戸から藩地まで『大まわり』と称える藩の渡海を業としている者に藩から托してもらって送らせるので...
内藤鳴雪 「鳴雪自叙伝」
...これじゃアわざわざ日本橋を大まわりして来たかいがない...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...小半刻も大まわりをしてやって来たわけである...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...用か」「はい」「拙者は急ぎの身体(からだ)――おてまえはどちらのお女中じゃ?」彼は女を避けるように大まわりして歩を運んだ...
本庄陸男 「石狩川」
...鹿を追って大まわりしてついに自分の砦のクリイグ城ちかくまで来てしまったのであった...
フィオナ・マクラウド Fiona Macleod 松村みね子訳 「琴」
...陸つづきでも大まわりはしなかったろうと思う...
柳田国男 「海上の道」
...それが朝の静寂(しじま)を作る色んな物音をピョッピョッピョッピョッと超越し威嚇しつつ、市街らしい辻々をあっちへ曲り、こっちに折れつつ、驚くべき快速力で私の寝ている頭の方向へ駈け寄って来るのであったが、やがて、それが見る見る私に迫り近付いて来て、今にも私の頭のモシャモシャした髪毛(かみのけ)の中に走り込みそうになったところで、急に横に外(そ)れて、大まわりをした...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...この蘆川(あしかわ)を大まわりして...
吉川英治 「神州天馬侠」
...わざと三井寺から大まわりをして...
吉川英治 「随筆 新平家」
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