...あれだけは実に大したものです...
芥川龍之介 「戯作三昧」
...その時の苦痛は大したものである...
石川欣一 「山を思う」
...実に大したものだ...
海野十三 「すり替え怪画」
...「もちろん金貨の値打ちも大したものでしょう...
橘外男 「ウニデス潮流の彼方」
...今月は大したものは出ていないやうだつた...
田山録弥 「三月の創作」
...本屋が持つて来て置いて行つた時の興奮は大したものだ...
土田杏村 「私の書斎」
...「和蘭の妨害」などは大したものでなかつたらう...
徳永直 「光をかかぐる人々」
...あれは大したものですぜ...
中里介山 「大菩薩峠」
...どうしても芸術家としての自分を大したものと思うことが出来ぬ...
中島敦 「光と風と夢」
...その墓は大したものではないのですけれども...
夏目漱石 「こころ」
...御藥園の見識(けんしき)は大したもので...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...大したものですね」「助けた覺えがないのに...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...そこへ行くと煮賣屋のお勘子に三年も惚れられて居る八五郎などは大したものだ」「からかはないで下さいよ...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...末の息子と二人でこゝへ寢てゐます」「お神さんは?」「こゝから二時間ばかり行つた半田と云ふところにゐます」「男ばかりでよく出來ますね」「大したものをつくるわけでもないから……」息子が戻つて來た...
林芙美子 「雨」
...なるほど大したものだなあ」と...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...それは大したものなのですよ...
平野萬里 「晶子鑑賞」
...寺の本堂の寒さも大したものブル/″\である...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...けれど僕の触覚は大したものなのだ...
村山籌子 「みみず先生の歌」
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