...大した財産は要(い)らないにしても...
谷崎潤一郎 「細雪」
...あなたも大したものですよ...
豊島与志雄 「女と帽子」
...大した害も被っていなかった...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...今は大した好意を有(も)つ事が出来にくくなった自分を不快に感じた...
夏目漱石 「道草」
...八五郎も大したものだ」「ヘエ――」ガラッ八は擽(くすぐ)ったく頸筋(くびすじ)を押えました...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...一文一錢の不審な金もないと言ふのは大したことだ」「へエ...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...尤も近所の衆や今朝やつて來た親類の者を除けば大した人數ではありません...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...それでも大した惡びれた色もなく...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...大した手柄になるぜ」平次は自若として動きさうもなかつたのです...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...大した注意を払ってくれません...
野村胡堂 「呪の金剛石」
...大した事もないがね...
林芙美子 「浮雲」
...そう大したものじゃなかったろうからね...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「城」
...大した魚だ...
アーネスト・ヘミングウェイ Ernest Hemingway 石波杏訳 Kyo Ishinami 「老人と海」
...これでは周子と大した差異はありやしない...
牧野信一 「熱海へ」
...大した声が出るぢやないか...
牧野信一 「鵞鳥の家」
...いずれも大した評判だった...
正岡容 「小説 圓朝」
...同情されるから……」「フ――ム、大したもんだな...
夢野久作 「一足お先に」
...大した事あないよ...
吉川英治 「茶漬三略」
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