...別に大した病気でもないのだがネ」「するとあのジョン・マクレオは怪しくないのですか」「マクレオは午後二時から午後九時半までずっと病院にいたことが分った...
海野十三 「人造人間事件」
...だから大したしあわせさ」「ほんとうに私たち運がよかったんですね...
海野十三 「一坪館」
...それだけでも大した苦労なのに...
種田山頭火 「行乞記」
...田舎では大した金持ででもあるように...
徳田秋声 「あらくれ」
...ここでは大した問題ではない...
豊島与志雄 「現代小説展望」
...お新は感冒と云っても大したことではなかった...
豊島与志雄 「黒点」
...大した大きい部屋はありませんが...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...大した働きだ」「黙れッ...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...三千人と一ト口に言うが、大したものだ、要所要所に上飯台の連中を配置し、寸分も足掻(あが)きを効かせまいと行届いた手配だ...
羽志主水 「監獄部屋」
...寝て書けると云う事は大したものだと思う...
林芙美子 「新版 放浪記」
...うちも満員ではあるが大したことなし...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...大した賞められ方なり...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...大したことはないでしょうな」池田は気遣わし相に訊ねた...
宮嶋資夫 「恨なき殺人」
...大した傑作とは云えまいこの映画が...
宮本百合子 「雨の昼」
...誰でも大した骨折り無しに発見する事が出来るのである...
アルベエル・サマン Albert Samain 森林太郎訳 「クサンチス」
...名主の家柄とあって大した権力...
山本笑月 「明治世相百話」
...その肥大した体躯をそらしてわが物顔に殿上に横行していた...
吉川英治 「三国志」
...山といっても大した山ではないし...
吉川英治 「三国志」
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