例文・使い方一覧でみる「大きさ」の意味

...しかるにもしも太陽が尺度の比にして現在の一〇〇倍の大きさであってこれが同様なガス球と衝突したのだとすれば...
スワンテ・アウグスト・アーレニウス　Svante August Arrhenius 寺田寅彦訳「宇宙の始まり」

...その大きさも非常に大きいのだ... その大きさも非常に大きいのだの読み方
アンリイ・ファブル　Jean-Henri Fabre 大杉栄、伊藤野枝訳「科学の不思議」

...入っているぞ！）掌（てのひら）に握れるほどの大きさのものだった... 入っているぞ！）掌に握れるほどの大きさのものだったの読み方
海野十三「西湖の屍人」

...ちょっとの間にどんどん大きさを増していった... ちょっとの間にどんどん大きさを増していったの読み方
海野十三「ふしぎ国探検」

...大きさに相応したのろさを以（もっ）て... 大きさに相応したのろさを以ての読み方
江戸川乱歩「赤い部屋」

...見たところ六つぐらいの大きさで... 見たところ六つぐらいの大きさでの読み方
江戸川乱歩「鉄人Ｑ」

...市の大きさによってそれぞれの市は７人から10人の民衆主任医がいた...
ジェイムズ・サンヅ・エリオット　James Sands Elliott 水上茂樹訳「ギリシャおよびローマ医学の概観」

...薔薇（ばら）の花くらいの大きさでにじんでいる... 薔薇の花くらいの大きさでにじんでいるの読み方
太宰治「令嬢アユ」

...それよりもまだ小さくほとんど蚤（のみ）一匹の大きさにしか過ぎません... それよりもまだ小さくほとんど蚤一匹の大きさにしか過ぎませんの読み方
橘外男「ウニデス潮流の彼方」

...指頭に感じる絃の大きさ... 指頭に感じる絃の大きさの読み方
寺田寅彦「断片（２［＃「２」はローマ数字、1-13-22］）」

...異った大きさと距離をもって... 異った大きさと距離をもっての読み方
中里介山「大菩薩峠」

...また今では金銭では購い得ないような大きさのものであった... また今では金銭では購い得ないような大きさのものであったの読み方
中谷宇吉郎「英国日食班の印象」

...大きさも形もほとんど大鎌そのものだったのだ... 大きさも形もほとんど大鎌そのものだったのだの読み方
アーネスト・ヘミングウェイ　Ernest Hemingway 石波杏訳　Kyo Ishinami 「老人と海」

...ただ大きさだけが符号しているのだ... ただ大きさだけが符号しているのだの読み方
エドガー・アラン・ポー　Edgar Allan Poe 佐々木直次郎訳「盗まれた手紙」

...勅使の頭中将の背景の大きさが思われた... 勅使の頭中将の背景の大きさが思われたの読み方
紫式部與謝野晶子訳「源氏物語」

...縮んで半分の大きさしかなくなった蓋で一部分を覆われ... 縮んで半分の大きさしかなくなった蓋で一部分を覆われの読み方
Ｗ・Ｗ・ジェイコブズ森郁夫訳「井戸」

...大きさほどな光は映（さ）さない... 大きさほどな光は映さないの読み方
吉川英治「茶漬三略」

...この種の仮面の効用と大きさとの間に必然の関係のあることに思い到ったのである...
和辻哲郎「古寺巡礼」

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