...大きいものも小さいものも...
スワンテ・アウグスト・アーレニウス Svante August Arrhenius 寺田寅彦訳 「宇宙の始まり」
...地球のが火星のよりも大きいということだけであった...
スワンテ・アウグスト・アーレニウス Svante August Arrhenius 寺田寅彦訳 「宇宙の始まり」
...しかしそれは何という大きい衝動を僕にあたえたことだったろう...
海野十三 「振動魔」
...僕は前よりすこし大きい声で呶鳴るような調子で挨拶した...
海野十三 「深夜の市長」
...大きい親切そうな眼を向けて...
ラビンドラナート・タゴール Rabindranath Tagore 宮本百合子訳 「唖娘スバー」
...右の頬の大きい瘤くらゐのものである...
太宰治 「お伽草紙」
...無論フラグメントもフラグメントとしてその科学的価値は大きいのではあるが...
戸坂潤 「思想としての文学」
...郵便の箱は大きい長方形のもので...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...たいていは湖のような大きい貯水池をもっていて...
中谷宇吉郎 「コロラド通信」
...大きい影は、この形勢を見ると、小さい影を突放して、キラリと一刀を拔きました...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...三十八といふ大年増ですが、眉の跡の青々とした、眼の大きい、かなりのきりやうで、口の大きいのが氣になりますが、その代り辯舌爽やかで、男まさりのやり手らしく見えます...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...婦人の生活の朝夕におこる大きい波...
宮本百合子 「合図の旗」
...惚れ惚れと鴨居に届きそうに大きい息子の体を見てお節は歎息する様な口調で賞めた...
宮本百合子 「栄蔵の死」
...こういうものをもって来さえすれば大きい顔をしているの...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...こんどは大きいんですよ」老人は黙ったまま...
山本周五郎 「季節のない街」
...姫はこの石男のあまり大きいのに吃驚(びっくり)して...
夢野久作 「白髪小僧」
...翁の事業的功績は大きいが...
吉川英治 「随筆 新平家」
...しかしかなり大きい...
和辻哲郎 「古寺巡礼」
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