...後藤君は大いによろこび...
高村光雲 「幕末維新懐古談」
...大いに困る...
太宰治 「花燭」
...また山口三も小林のために大いに周旋(しゅうせん)したれば...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...大いにあずかって力があった...
アネッテ・フォン・ドロステ=ヒュルスホフ Annette von Droste=Hulshoff 番匠谷英一訳 「ユダヤ人のブナの木」
...大いに慶賀すべきである...
中谷宇吉郎 「科学は役に立つか」
...大いに慰められるところがあった...
中谷宇吉郎 「身辺雑記」
...大いに徳としていたが...
中谷宇吉郎 「老齢学」
...ディーケは大いに満足して...
中谷宇吉郎 「日本のこころ」
...環境的な事情も大いにあつたのである...
萩原朔太郎 「僕の孤独癖について」
...早い目に社を出て行くのだと大いに張りきっている...
林芙美子 「新版 放浪記」
...先日来考へてゐた通り、三益はうちを離れさせ、特別出演扱ひにしようといふ話、ところが川口は、てんでそんなことは思ってもゐなかったらしく、大いに謝まり、三益を呼びよせ、アラスカで食事しつゝ盛に謝まる...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...大いに泣いてゐた由)...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...モオリアックのものを作品社で出すについては僕なんかも大いに煽動した方だから...
堀辰雄 「モオリアックのこと」
...そんなことを暗誦してゐる木村を内心大いに感心した...
牧野信一 「渚」
...父さんは大いに督戦係よ...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...同席者と共に大いに哄笑(こうしょう)せし事...
山本周五郎 「百足ちがい」
...あれを作るときには東洋一だというので元気も大いに出たが...
横光利一 「旅愁」
...今日では心大いにおどろくものを抱かせられた...
吉川英治 「折々の記」
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