...遠近(おちこち)の森の梢(こずえ)に並ぶ夥多(あまた)寺院の甍(いらか)は眩(まばゆ)く輝きぬ...
泉鏡花 「活人形」
...こゝに不思議に夥多しい...
泉鏡花 「遺稿」
...引手夥多(ひくてあまた)の彼処(かしこ)を抜けて...
泉鏡花 「伊勢之巻」
...南瓜畑の夥多(おびただ)しい蝦蟇(がま)と...
泉鏡花 「薄紅梅」
...額に見上げ皺(じわ)の夥多(おびただ)しい婦(おんな)で...
泉鏡花 「婦系図」
...奥まりたる一室に夥多(あまた)の人数(にんず)に取囲まれつつ...
泉鏡花 「海城発電」
...いわゆる真の不思議と称すべき事項も夥多(かた)あれば...
井上円了 「おばけの正体」
...隱れた月の光がぽろり/\と夥多(あまた)の蛇の目の樣にひかつてこぼれるのを見ると...
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」
...その他夥多(あまた)の英霊は今は余の親友となり...
内村鑑三 「基督信徒のなぐさめ」
...作業(さくげふ)の邪魔(じやま)となる事(こと)夥多(おびたゞ)しい...
江見水蔭 「探檢實記 地中の秘密」
...夥多の材料を供給するに至れり...
高木敏雄 「比較神話学」
...手間の掛かること夥多(おびただ)しく...
高村光雲 「幕末維新懐古談」
...修行未熟ですね)△俳人の夥多...
種田山頭火 「其中日記」
...夥多の麥を振り蒔きて農夫の食事とゝのへぬ...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...今年(ことし)は赤(あか)も夥多(しつかり)だが磨臼(するす)の切(き)れ方(かた)もどういふもんだか惡(わり)いんだよ」とお品(しな)は少(すこ)し身(み)を動(うご)かして分疏(いひわけ)するやうにいつた...
長塚節 「土」
...夥多(みつしら)やつておくんなせえ...
長塚節 「土」
...芸術家自身の統一夥多がなさしめるわざではないか...
中原中也 「感情喪失時代」
...楼上には夥多(あまた)の美室あり...
福沢諭吉 「学者安心論」
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