...彼は夢想的な人だから、リアルなことには疎くなりがちだ...
...あまりにも夢想的な計画は、うまくいくことはめったにない...
...彼女は夢想的な考え方をすることが多いから、現実について忘れがちだ...
...彼は夢想的な文章を書くのが得意で、その才能を活かして小説家を目指している...
...あの映画は夢想的な世界観が魅力的で、ファンタジー好きにはたまらない作品だ...
...もっと知的な人間がはるかに一層値打ちがあると知っている事物に金をかけようという提議は夢想的(ユートピアン)だと思われてしまう...
ソーロー Henry David Thoreau 神吉三郎訳 「森の生活――ウォールデン――」
...今までレヴィウの踊り子に対しては何か甘い夢想的な憧憬(どうけい)的な...
高見順 「如何なる星の下に」
...もう夢想的に情熱的になっている...
ユゴー・ヴィクトル Hugo Victor 豊島与志雄訳 「死刑囚最後の日」
...死を恐れ生活力の弱い憂鬱(ゆううつ)な夢想的な少年となってしまった...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...彼の夢想的傾向を止めるべき姉もいなくなっていたので...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...人生にたいして十分の武装をしていない繊弱な夢想的な芸術家――クリストフ――を...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...夢想的な瞑想的な沈思的な敏感な女である...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...コゼットはマリユスほど夢想的ではなくて...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...夢想的な「夜」といふ全體の心持を傳へればよいのだが...
永井荷風 「新歸朝者日記」
...どこか夢想的(むそうてき)な所があり...
中島敦 「木乃伊」
...かの夢想的過程にあると見られる...
中原中也 「生と歌」
...然るに夢想的過程なるものは...
中原中也 「生と歌」
...わかぬとか言っている夢想的な文学青年ではないのだ...
野村胡堂 「胡堂百話」
...そしてこの島国をあの大陸へ、潮流に乗って導こうと考えていたところの、真の夢想的なる、青春に充ちたロマンチストの一群だった...
萩原朔太郎 「詩の原理」
...いかに夢想的な子供であり...
萩原朔太郎 「童話と教育について」
...けだし、名の知れたスパイは例外なく神経質、夢想的、ムーアなど平時でもそうだ...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「諜報部秘話」
...大海の中の燈台守の生活はむかしはわれわれに夢想的な思考力を与えたものだが...
横光利一 「欧洲紀行」
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