...今や七百星霜一夢の間に去りて...
芥川龍之介 「木曾義仲論(東京府立第三中学校学友会誌)」
...夢の間(ま)に何ごとあらば起せ...
芥川龍之介 「澄江堂雑記」
...一睡の夢の間にも...
伊藤左千夫 「水害雑録」
...一睡の夢の間にも...
伊藤左千夫 「水害雜録」
......
伊藤左千夫 「紅葉」
...一年は夢の間に過ぎ...
大倉※[#「火+華」、第3水準1-87-62]子 「和製椿姫」
...さて京都の一年も夢の間に過ぎた...
高浜虚子 「子規居士と余」
...この船のよるてふ(ちょう)事を夢の間も忘れぬは世のたからなりけりと...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...その中に夢の間にまた夢を見る...
永井荷風 「来訪者」
...前の世の耳語(ささや)きを奈落(ならく)の底から夢の間に伝える様に聞かれる...
夏目漱石 「幻影の盾」
...一ヵ月は夢の間に過ぎ...
久生十蘭 「ノンシャラン道中記」
...公判も楽しき夢の間(ま)に閉じられ...
福田英子 「妾の半生涯」
...二年目から二年半を夢の間に送った浅草は...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...ついうからうからと夢の間に時を過していた...
矢崎嵯峨の舎 「初恋」
...一週りの時日はほんの夢の間のようであッた...
矢崎嵯峨の舎 「初恋」
...そうしてその長い夢の間に...
夢野久作 「白髪小僧」
...……僅かな夢の間に五六年も年を取って悲しんだ...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...遠州灘を夢の間(ま)にとか云ふやうなる歌に合せる手は誰の附けしか知らず...
與謝野寛、與謝野晶子 「巴里より」
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