...「夜床につく」寝ること...
...「夜床から起きる」朝起きること...
...「夜床で眠る」寝ること...
...「夜床に就く」寝ること...
...「夜床で静かな時間を過ごす」寝る前に静かに過ごすこと...
...また夜床にはいっても容易に眠られない...
大杉栄 「獄中消息」
...夜床についてから読書に耽(ふけ)ったりして...
徳田秋声 「縮図」
......
長塚節 「長塚節歌集 中」
...第八夜床屋の敷居を跨(また)いだら...
夏目漱石 「夢十夜」
...夜床に就いて、電氣を消して視界が暗くなると、どうしたはづみかにいきなりその錯覺が起つてくる...
南部修太郎 「自分の變態心理的經驗」
...その夜床にはいつて...
新美南吉 「良寛物語 手毬と鉢の子」
...夜床に就く前に少しばかりの寢酒――と言つてもほんの五勺か一合だが...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...夜床はしろじろとした涙にぬれ...
萩原朔太郎 「青猫」
...今も猶私の夜床の枕におとづれ...
萩原朔太郎 「青猫」
...夜床の中で眠気を誘うための読物だからとて...
林不忘 「仇討たれ戯作」
...……寝つけない夜床の上で...
原民喜 「苦しく美しき夏」
...六月二十日(木曜)昨夜床に腹ん這って...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...夜床に入ると夜半そのために目がさめる位脚からおなかにかけてつれて痛みました...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...(この頃)夜床に入ったとき...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...夜床に入ってからもどうもカーのことが気にかかるので...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...昨夜床に入ってから...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...白妙の床も冷たき雪のごと目にしみじみと寒かりしかな或ときはわが身も夢のなかにゐぬ病める蘇小が小夜床の夢熱のため潤める目にもかなしみの影ふとさしぬ君は寂しき小夜床に寝る身やいかに寒からむ死の足音の聴こえ来るときさまざまの君が悲しき言葉のみ残れる耳に夏のかぜ吹く残されしもの私が彼の女の訃音を聴いたのはそれから一月ばかり経つてからのことであつた...
吉井勇 「酔狂録」
...夜床にはいってから...
和辻哲郎 「古寺巡礼」
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