例文・使い方一覧でみる「夜を徹して」の意味
スポンサーリンク...とうとう夜を徹してしまう... 
上村松園 「健康と仕事」
...夜を徹しての御遊宴もめづらしくは無く...
太宰治 「右大臣実朝」
...夜を徹して句作推敲……...
種田山頭火 「其中日記」
...夜を徹して我軍の警備怠ること勿れ...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...夜を徹して軍の統率を一手に収めました...
豊島与志雄 「白塔の歌」
...夜を徹して読み耽った...
豊島与志雄 「必要以上のもの」
...これから夜を徹して加筆する仕事を思って急に愉快になった...
林不忘 「仇討たれ戯作」
...凡ての夜を徹して...
牧野信一 「歌へる日まで」
...毎晩彼が夜を徹してゐるのは...
牧野信一 「Ｆ村での春」
...夜を徹して机の前に坐つてゐた...
牧野信一 「昔の歌留多」
...夜を徹して風流韻事を語り明かそうという...
正岡容 「圓朝花火」
...夜を徹して飲むことがある位だ...
三上於菟吉 「雪之丞変化」
...なんのために夜を徹してこの岩屋へ来る要がある」「それはまさにそうです...
山本周五郎 「新潮記」
...おりんも共に悲しくなってまいります」千蛾老人が夜を徹している一室のほかは...
吉川英治 「江戸三国志」
...まれならば夜を徹してもよろしい...
吉川英治 「折々の記」
...のみならず、諸大将の中から、太史慈（たいしじ）を呼び出して、自分の剣を渡し、「こよいは懐かしい旧友と共に、夜を徹して、楽しもうと思うが、もし遠来の客に非礼があってはならぬ...
吉川英治 「三国志」
...貴男は敬虔（けいけん）な態度で夜を徹して妾の小指を保管すること...
吉行エイスケ 「恋の一杯売」
...夜を徹して会堂に留まった...
和辻哲郎 「鎖国」
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