...数頭多足あるもありとしたのだ...
南方熊楠 「十二支考」
...二足四足多足等支那等の竜に近いものを生じたが...
南方熊楠 「十二支考」
...テの詩が「風南海を攪(かき)まわして多足の蜈蚣を岩上に抛(な)げ揚げた...
南方熊楠 「十二支考」
...古ギリシアのアポロン神に殺された大蛇ピゾンが多足の竜ヒドラに化ったちゅうは...
南方熊楠 「十二支考」
...動物を二足四足多足無足と分類して諸鳥猩々(しょうじょう)および人を二足類とし...
南方熊楠 「十二支考」
...幾分でも世の多足(たそく)になろう...
吉川英治 「新書太閤記」
...もとよりそれ自体の力は多足というに足らない...
吉川英治 「新書太閤記」
...小費(こづか)いの多足(たそく)になることを考えねえのだ――この浮気者め」鑿(のみ)を振りかざしたので...
吉川英治 「親鸞」
...多足(たし)にはならないと決めているのである...
吉川英治 「源頼朝」
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