...と白い……」「多謝(サンキュウ)...
泉鏡花 「貝の穴に河童の居る事」
...多謝す、和井内氏の賜物也...
大町桂月 「十和田湖」
...その上傑作なら申し分はない位の多謝に候...
高浜虚子 「漱石氏と私」
...暴言ならば多謝...
太宰治 「虚構の春」
...「妄言(ぼうげん)多謝だ...
太宰治 「正義と微笑」
...その他あらゆる機会にあらゆる意味の「多謝(キュウ)」をふりまく...
谷譲次 「踊る地平線」
...「多謝(サンキュウ)」である...
谷譲次 「踊る地平線」
...朝は塩気なしですましたが、昼は前のF家から茶碗に一杯の醤油を借りて菜葉を煮る(神保さんが借りてきてくれた、多謝々々)...
種田山頭火 「行乞記」
...朝、矢島さん来訪、一応帰店して新聞を持つて来てくれた、多謝々々...
種田山頭火 「其中日記」
...S酒場に折から帰郷中の惣参居士を訪ねる、生一本の御馳走になる、お土産としても頂戴する、多謝々々...
種田山頭火 「道中記」
...多謝!(「明日香」昭和十一年五月號)...
長谷川時雨 「桃」
...「オヤ誰方かと思ッたら文さん……淋(さみ)しくッてならないから些(ちっ)とお噺(はな)しにいらッしゃいな」「エ多謝(ありがと)う...
二葉亭四迷 「浮雲」
......
正岡子規 「俳人蕪村」
...いや、失礼非礼多謝...
三宅周太郎 「中村梅玉論」
...イヤ多謝(コウマブソ)……多謝(コウマブソ)……とりあえず一杯献(い)こう...
夢野久作 「爆弾太平記」
...妄言多謝...
吉川英治 「折々の記」
...むしろ多謝しなければならないと思った...
吉川英治 「随筆 宮本武蔵」
...併せて多謝いたしておきます...
吉川英治 「山浦清麿」
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