...多能な小堀遠州(こぼりえんしゅう)は...
岡倉覚三 村岡博訳 「茶の本」
...中には両方面を併せて豊富に有(も)っている多能な人もないではない...
寺田寅彦 「雑記(1[#「1」はローマ数字、1-13-21])」
...神」のごとき社会批判の小説に到るまでの彼の作品が雄弁に彼の多智多能なるを物語っている...
直木三十五 「大衆文芸作法」
...そうして多能な彼の手によって刻(きざ)まれた...
夏目漱石 「彼岸過迄」
...多能な女史は料理についても研究なされて...
長谷川時雨 「大塚楠緒子」
...その多能なる点は現時俳優中に匹儔(ひっちゅう)少しといひしが...
三木竹二 「両座の「山門」評」
...ゆえに鄙事(ひじ)に多能なり...
和辻哲郎 「孔子」
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