...多感な少年がどうして平気でいられよう...
田中貢太郎 「断橋奇聞」
...多情多感なかの女! 若い時には...
田山録弥 「ある日」
...多感な男というのと自然というのだった...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...多感な青年の正義感が...
火野葦平 「花と龍」
...多感な年ごろではそれによって自然の見方も深くなっていき...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...謙信は多感な質である...
吉川英治 「上杉謙信」
...多感なるばかりでなく...
吉川英治 「上杉謙信」
...声を放って哭(な)く多感な旗本輩(はたもとばら)もある...
吉川英治 「上杉謙信」
...彼はふと多感な血に満身を駆け荒された...
吉川英治 「黒田如水」
...――わけて多感な兵庫利厳(としとし)などは...
吉川英治 「剣の四君子」
...多情多感なその日の彼は...
吉川英治 「新・水滸伝」
...俊寛(しゅんかん)は、多感な人だった...
吉川英治 「親鸞」
...多情多感な青年剣客法月弦之丞の心に秘めている人間苦のせつなさを知る人はないのである...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...二十歳(はたち)ばかりの多感な武夫(もののふ)は...
吉川英治 「源頼朝」
...義経の多感な胸には...
吉川英治 「源頼朝」
...この多感な美少年の述懐を聞いても...
吉川英治 「宮本武蔵」
...おじさーん」多感な少年のたましいは...
吉川英治 「宮本武蔵」
...多感なりし年少の日一兄の名は...
吉川英治 「山浦清麿」
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