...共通性の多大なものがある...
井上哲次郎 「明治哲学界の回顧」
...此等の理想は今や其の意義の上に多大なる変化を享(う)けつつあるにあらずや...
綱島梁川 「国民性と文学」
...その結果その会社に多大な損失をかけ...
寺田寅彦 「学問の自由」
...素人探偵の大立ち回りを多大な好奇心とそれなりの軽蔑の入り交じった目でながめていた...
アーサー・コナン・ドイル Arthur Conan Doyle 大久保ゆう訳 「緋のエチュード」
...将来に対して多大な創意が要望される...
豊島与志雄 「台湾の姿態」
...なお多大な問題が残されていると見なければなりません...
中里介山 「大菩薩峠」
...少くともその研究に多大な助力をしたのも...
中谷宇吉郎 「『雪華図説』の研究後日譚」
...そうこっちの自由にいかなくなるかもしれないから」三四郎は多大な興味をもって原口の話を聞いていた...
夏目漱石 「三四郎」
...常に他の何よりも空想に多大な影響を与え...
デイビッド・ヒューム David Hume 井上基志訳 「人間本性論(人性論)」
...彼の空想に多大な刺戟(しげき)をあたえたので...
プーシキン Alexander S Pushkin 岡本綺堂訳 「世界怪談名作集」
...多大な労力を費やし...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「黄金薔薇」
...其(その)様な消極的な教育が子女に害を及ぼす事の多大な事は最早(もはや)論ずる迄も無い事だと思ひます...
與謝野寛、與謝野晶子 「巴里より」
...多大な不安とためらいを抱かずにいられなかった...
吉川英治 「黒田如水」
...またそれを普遍(ふへん)する予言者の声にも自ら多大な関心をはらう習性があった...
吉川英治 「三国志」
...多大な鹵獲品(ろかくひん)と...
吉川英治 「三国志」
...この美濃の国防と兵制に多大な貢献をしていた...
吉川英治 「新書太閤記」
...信長が多大な関心をもっていたことは...
吉川英治 「新書太閤記」
...天文年間の焼亡以前にはあったという二十坊舎の輪奐(りんかん)の美を完成するにはなお多大な普請(ふしん)を要するし...
吉川英治 「新書太閤記」
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