...この方面には常に多大な注意を払って貰いたいのであります...
伊波普猷 「ユタの歴史的研究」
...多大な費用とを要したが...
海野十三 「地球要塞」
...此等の理想は今や其の意義の上に多大なる変化を享(う)けつつあるにあらずや...
綱島梁川 「国民性と文学」
...ニュース映画はこの意味において人間の頭脳の啓発に多大な役目をつとめるものでなければならない...
寺田寅彦 「ニュース映画と新聞記事」
...素人探偵の大立ち回りを多大な好奇心とそれなりの軽蔑の入り交じった目でながめていた...
アーサー・コナン・ドイル Arthur Conan Doyle 大久保ゆう訳 「緋のエチュード」
...各方面の多大な努力が必要であろう...
豊島与志雄 「上海の渋面」
...(編注 本集では割愛した)此の集の編纂に就いて水巴子の労を執られたことの多大なるは余の深く感謝する所である...
内藤鳴雪 「鳴雪句集」
...少くともその研究に多大な助力をしたのも...
中谷宇吉郎 「『雪華図説』の研究後日譚」
...その数や多大なり...
新渡戸稲造 「武士道の山」
...今日一日の物質的損害の額は算するに由無(よしな)し、死傷も多大なり、生き残れる人々も明日の事を思いて、生きたる心地無し...
シモン・ニューコム 黒岩涙香訳 「暗黒星」
...」私は無論この「大鴉」や「黄金虫」の作者を前にして多大な興味でその言葉に耳を傾けた...
牧野信一 「『ユリイカ』挿話」
...多大な不安とためらいを抱かずにいられなかった...
吉川英治 「黒田如水」
...またそれを普遍(ふへん)する予言者の声にも自ら多大な関心をはらう習性があった...
吉川英治 「三国志」
...この美濃の国防と兵制に多大な貢献をしていた...
吉川英治 「新書太閤記」
...「さて、どう遊ばすかな」藤吉郎は、信長の行動に、多大な期待と、興味をもって見ていた...
吉川英治 「新書太閤記」
...また多大な感興と好奇も抱いた...
吉川英治 「新書太閤記」
...多大な労をとって下すった郷土の諸氏に...
吉川英治 「随筆 私本太平記」
...ならびに高橋君の配慮と助力とを得たこと多大なるものがある...
デイヴィド・リカアドウ David Ricardo 吉田秀夫訳 「経済学及び課税の諸原理」
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