...亡くなった夫のような、ひねくれた、変質的な、邪悪な精神で、執拗(しつよう)にジリジリと捻(ね)じ曲げられたら、どんな素直な心でもしまいには曲って来るのであろうか...
谷崎潤一郎 「鍵」
...ことに佐平次が「俺は変わったことをして死んでしまいたいんだ」というような変質的な性格であることはたいへん結構と思いました...
正岡容 「随筆 寄席囃子」
...知識階級に多い変質的な個人主義者に違いないと思ったのです...
夢野久作 「巡査辞職」
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