...返事をせぬのは見知らぬ人に壹錢五厘の借金をしてゐるやうで心持が惡いから...
阿部次郎 「三太郎の日記 第三」
...芥川はこの本の印税を改造社とは壹割五分の約束で...
小穴隆一 「二つの繪」
...神樂坂の田原屋の店さきに一つ壹圓の印度林檎をはじめてみたとき...
小穴隆一 「二つの繪」
...四人の頭で壹圓の茶代をだすと...
小穴隆一 「二つの繪」
...きまつて數へて壹圓札で五枚渡されるのです...
小穴隆一 「二つの繪」
...兄(いろせ)天押帶日子(あめおしたらしひこ)の命は、春日の臣、大宅の臣、粟田の臣、小野の臣、柿本の臣、壹比韋の臣、大坂の臣、阿那の臣、多紀の臣、羽栗の臣、知多の臣、牟耶の臣、都怒山の臣、伊勢の飯高の君、壹師の君、近つ淡海の國の造が祖なり...
稗田の阿礼、太の安万侶 「古事記」
...兄のアメオシタラシ彦の命は・春日の臣・大宅(おおやけ)の臣・粟田の臣・小野の臣・柿本の臣・壹比韋(いちひい)の臣・大坂の臣・阿那の臣・多紀(たき)の臣・羽栗の臣・知多の臣・牟耶(むざ)の臣・都怒(つの)山の臣・伊勢の飯高の君・壹師の君・近つ淡海の國の造の祖先です...
稗田の阿禮、太の安萬侶 武田祐吉訳 「古事記」
...(以上明治四十三年五月「藝文」第壹年第貳號)三...
内藤湖南 「卑彌呼考」
...壹與 本傳には邪馬臺を邪馬壹と誤りたれば此の壹與も臺與の誤りなるべし...
内藤湖南 「卑彌呼考」
...一本壹圓の飴を近處の子供にやつたり...
永井荷風 「羊羹」
...壹州と言つて一國だが北の勝本から南の郷の浦まで僅に四里...
長塚節 「壹岐國勝本にて」
...私の晝食代四十錢入れて四人で壹圓置くと...
林芙美子 「大島行」
...壹岐と私とは主客(しゅかく)処(ところ)を易(か)えて...
福澤諭吉 「福翁自伝」
...就(つい)ては壹岐(いき)様から斯様(かよう)々々の御(ご)伝言で...
福澤諭吉 「福翁自伝」
...と云(い)うのはその時に奥平壹岐(おくだいらいき)と云う人が長崎から帰て居たから...
福澤諭吉 「福翁自伝」
...壹岐守は上方(かみがた)に行くと云て品川湾を出発したから...
福澤諭吉 「福翁自伝」
...私は本郷壹岐殿坂の獨逸語を教へてゐる學校にはいつた...
森林太郎 「私が十四五歳の時」
...戸田家の陣屋へ壹萬五千兩の借用を申込...
横瀬夜雨 「天狗塚」
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