...現今俳熱頗る高き故唯一の雑誌たる『ほととぎす』はかく無責任なるにも不関(かかわらず)売口よき次第なるべけれど若し有力な競争者出でばこれを圧倒する事もとより難きにあらざるべし...
高浜虚子 「漱石氏と私」
...はぢめから鬼塚へは行かないで新しい売口を探し歩いてゐるといふのだ...
牧野信一 「心象風景(続篇)」
...「何も君達が今更売口を探しまはることはないんぢやないか...
牧野信一 「心象風景(続篇)」
...これに十分な売口のないことを指摘しており...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...そして粗生生産物に対しては容易な外国の売口がある場合には...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...国内か外国かにその貨物に対する売口がなければ...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...劣等生だから売口は悪いけれども他日あの男が心の礼を天下に主張する時代が来たら外の優等生や先輩の不誠実家は忽(たちま)ち屏息(へいそく)するに至るだろう」妹「してみると末はなかなか有望なお方ですね」兄「ウム...
村井弦斎 「食道楽」
...小柄の売口をさがしあるいた...
吉川英治 「野槌の百」
...一定量のかかる大蔵省証券を銀行業者は安全なかつ売口のよい投資物として要求する...
デイヴィド・リカアドウ David Ricardo 吉田秀夫訳 「経済学及び課税の諸原理」
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