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石川啄木 「一握の砂」
...これを売りてその金を会に収納すること...
井上円了 「欧米各国 政教日記」
...わが貧しき領土の一部分を売りて...
リットン・ストレチー Lytton Strachey 片岡鉄兵訳 「エリザベスとエセックス」
...友を売りてわが利を得んとするものか...
田山花袋 「田舎教師」
...売りて百三十五貫文ばかりになる(一根五文二分の積(つも)り)...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...百三十九俵を売りて四十六両と少しなり...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
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内藤鳴雪 「鳴雪句集」
...色を売りて、人に媚(こ)びるを商売にしている...
夏目漱石 「草枕」
...すなわち形体の安楽を売りて精神の愉快を買うものなり...
福沢諭吉 「教育の目的」
...文を売りて米の乏しきを歎(なげ)き...
正岡子規 「曙覧の歌」
...(西洋の規定は東京よりはやや寒き地方より出でし規定に非るか)(三月九日)自個の著作を売りて原稿料を取るは少しも悪き事に非ず...
正岡子規 「墨汁一滴」
...年季の中にまた遠国の色里(いろざと)へ売りてやられ...
南方熊楠 「十二支考」
...朝茶を売りて大問屋となり...
南方熊楠 「十二支考」
...山男(やまおとこ)紫紺(しこん)を売りて酒(さけ)を買い候(そうろう)事(こと)...
宮沢賢治 「紫紺染について」
...上旬中書籍を売りて...
森鴎外 「大塩平八郎」
...甘酒(あまざけ)を往来(おうらい)の人に売りて活計とす...
柳田国男 「遠野物語」
...売りて見せ物にせば金になるべきにとて立ち帰りたるに...
柳田国男 「遠野物語」
...これらは「一日の苦労は一日にて足れり」「往きて汝の有(も)てる物をことごとく売りて...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
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