...船涼し左右(そう)に迎ふる対馬(つしま)壱岐(いき)六月十日 雑詠選了...
高浜虚子 「五百五十句」
...『ほととぎす』今日壱部来れり...
高浜虚子 「子規居士と余」
...「壱唱」の壱の字へ...
太宰治 「二十世紀旗手」
...呼坂の附近を行乞壱時間...
種田山頭火 「行乞記」
...今日の買物五十銭 ハガキ切手五十銭 番茶壱円三十銭 酒二十銭 醤油弐十四銭 目刺三十銭 削節九十銭 米二十三銭 麦一円八十銭 木炭十七銭 大根おろし十四銭 カメリヤ六銭 葱壱円 米代返金二十五銭 グリコ進物三十銭 理髪四銭 湯銭十六銭 醤油壺二十八銭 いろ/\この買物を見よ!三月廿四日晴...
種田山頭火 「松山日記」
...地所七十坪ほど家屋付(つき)壱万五千円の由坂地なれば庭平(たいら)ならぬ処自然の趣(おもむき)面白く垣の外すぐに豊川稲荷の森に御座候間隠居所妾宅にはまづ適当と存ぜられ候...
永井荷風 「雨瀟瀟」
...壱岐(いき)の国の八方里半というのを筆頭に...
中里介山 「大菩薩峠」
...毎日毎日日々壱朱ズツ小遣(こづかい)ニシテ遊ンダ...
中里介山 「大菩薩峠」
...困ったものだよ副将軍と言われるお人が一国さて置き半国ばかりの政事ができぬか家来は不服で四方に分散お前もまことに摺古木野郎(すりこぎやろう)だ高を差出し十万余りの賄(まかな)い貰って引込み思案が相当だんベエチャカポコ チャカポコチャカポコ チャカポコそれはさて置きゾロゾロいなさる閣老参政その他の役人分別ついたか因循姑息(いんじゅんこそく)も時によります歌舞伎芝居の上使の壱岐さん田舎(いなか)ざむらい...
中里介山 「大菩薩峠」
...日本橋区通油町壱番地...
長谷川時雨 「渡りきらぬ橋」
...拾円札で壱円八拾九銭なぞと云ふ買物になると...
林芙美子 「朝夕」
...本郷三丁目を壱岐殿(いきどの)坂へと...
正岡容 「圓朝花火」
...壱岐守宗于(いきのかみむねゆき)が郎等(『宇治拾遺』)...
南方熊楠 「十二支考」
...含水炭素壱割五分...
村井弦斎 「食道楽」
...壱岐(いき)では明治の初めまで...
柳田國男 「食料名彙」
...壱岐(いき)では梟(ふくろう)をムギウマセドリといい...
柳田國男 「野草雑記・野鳥雑記」
...壱岐守の診察には登も立会わされた...
山本周五郎 「赤ひげ診療譚」
...龍巻壱岐守(たつまきいきのかみ)ぐらいにはしてやるよ...
吉川英治 「神州天馬侠」
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