...騒音を避けるため、声量を抑えて話しましょう...
...発表する場合は、会場の大きさに合わせた適切な声量が必要です...
...彼女の美しい歌声は、声量が高くて鮮明であった...
...声量が大きい人は、自分の意見をよく主張する傾向がある...
...テレビ司会者は、十分な声量を持ち合わせている必要があります...
...声量の多い鳥の声のように聞えて来る...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...より大きな音域と声量とによってハドスン湾からこの闖入者(ちんにゅうしゃ)をあばき...
ソーロー Henry David Thoreau 神吉三郎訳 「森の生活――ウォールデン――」
...割れっ返る声量と衣裳美の夢幻境(ファンタシイ)...
谷譲次 「踊る地平線」
...次第にその声量を増し...
田山花袋 「ある僧の奇蹟」
...一体これほど多数の学生や生徒やその他の人達の、時間と、声量と、市民の呵責された良心の分量とによって、どのくらいの義金が集まるものだろうか...
戸坂潤 「現代日本の思想対立」
...議論の余地のない豊富な声量で...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...氏は書を能くし発句や謡をたしなみ 就中 たいてい柔道二段ぐらゐの腕まへあり氏は毎朝 東天遙拝 のちラヂオ体操たのまれて話の屑籠なども執筆なさるのだ氏は 氏の一挙手一投足は逸話となつて細大洩らさず新聞などに珍重され氏の巾広い声量(バス)は氏の身代のやうに潤沢たとへば除幕式などに周知の風采をあらはして一言もつて祝辞などを述べ給ふ...
仲村渠 「氏」
...それはどちらかと言えば小さい声量でした...
野村胡堂 「奇談クラブ〔戦後版〕」
...向うの家の窓から声量のゆたかな若やいだ声がきこえた...
ホーソーン Nathaniel Hawthorne 岡本綺堂訳 「世界怪談名作集」
...大音寺の声量は、真に虎の遠吠の如く素晴しいものでした...
牧野信一 「早春のひところ」
...やがて選手も引きあげて目白台のあたりに夕靄が降り初めた時分になつて僕は大音寺の指導に従つて声量の試験をされた...
牧野信一 「大音寺君!」
...彼は秘かに声量の試験をしてゐるかのやうな力を奮つた...
牧野信一 「円卓子での話」
...カルーゾーの偉さは、声量が大きかっただけでなしに、声が美しい、ビロードのように滑らかでその上甘かった、表情が豊かであった、この声量、美声、表情の三拍子揃った上に、音楽に対してひたむきな情熱を持ち、音楽に全身全霊を捧げ、音楽のためならなにものも犠牲に供しても悔いない、という点にカルーゾーの偉大さがあったのでした...
三浦環 「お蝶夫人」
...ただそこに自分の声量だけをたのみにしている...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...本場仕込みの芸ではないが生来の美音で声量たっぷり...
山本笑月 「明治世相百話」
...自分にそんな大きな声量があろうとは知らなかった...
吉川英治 「三国志」
...十分に届く声量であった...
吉川英治 「源頼朝」
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