...その山の壮麗な景色を見て、息をのむほど感動した...
...この花火大会は本当に壮麗で、毎年楽しみにしている...
...彼の壮麗な演技には誰もが感心するだろう...
...ここは壮麗な宮殿で、一度は訪れてみるべき...
...この曲の壮麗なメロディーには、心を揺さぶられる...
...いかに壮麗にその調べは広大な円天井にひろがり...
ワシントン・アーヴィング Washington Irving 吉田甲子太郎訳 「ウェストミンスター寺院」
...まことに壮麗無比...
高村光太郎 「美の日本的源泉」
...その壮麗さにはまたいつものように眼を瞠(みは)らずにはいられなかったのです...
橘外男 「ウニデス潮流の彼方」
...彼の被案内者は第一室の壮麗に酔わされてその奥に第二室のある事を考えるものはまれであった...
寺田寅彦 「案内者」
...壮麗な会堂の建物が残っておるにすぎぬからじゃ...
ドストエーフスキイ 中山省三郎訳 「カラマゾフの兄弟」
...戦の壮麗さに気を配らなかった点では...
A. ビアス A.Bierce The Creative CAT 訳 「チカモーガ」
...竜動(ロンドン)に巍々(ぎぎ)たる大廈(たいか)石室(せきしつ)なり、その市街に来往する肥馬軽車なり、公園の壮麗、寺院の宏大、これを作りてこれを維持するその費用の一部分は、遠く野蛮未開の国土より来りしものならん...
福沢諭吉 「教育の目的」
...このような偉大にして且つ壮麗極りなき装飾を有している客間は...
穂積陳重 「法窓夜話」
...壮麗な大気の静寂を縫つて無限の面持で流れをも忘れたかのやうな吹雪川は...
牧野信一 「バラルダ物語」
...それから、或る聖人は、いかにも聖人らしく、葬儀の心遣い、墓場の選択、法事の壮麗は、むしろ生ける者の慰めにかかわることにして、死者のためにはどのようにてもよきことなり(聖アウグスティヌス)と言われた...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...競技や祭典を壮麗にするために公金を用いるというその都市の法規に極力反対した...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...寺院・病院・学校等の壮麗な建築や...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...彼のために壮麗な葬儀を命じた...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...河そのものの石の側壁がすでに壮麗な一つの建築物だった...
横光利一 「旅愁」
...何んという細やかで、壮麗な、浸透無端な、光の根元を中に抱いた超越力のある言葉でしょうか...
横光利一 「旅愁」
...巴里(パリイ)のルウヴル博物館は旧(ふる)い王宮丈(だけ)に壮麗であるが...
與謝野寛、與謝野晶子 「巴里より」
...壮麗目を奪うばかりである...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...ワリニャーニがヨーロッパの最も壮麗な建築に劣らないと云って讃めると...
和辻哲郎 「鎖国」
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