...その山の壮麗な景色を見て、息をのむほど感動した...
...この花火大会は本当に壮麗で、毎年楽しみにしている...
...彼の壮麗な演技には誰もが感心するだろう...
...ここは壮麗な宮殿で、一度は訪れてみるべき...
...この曲の壮麗なメロディーには、心を揺さぶられる...
...かくの如く互いに壮麗高大を競う今日となっては...
相馬愛蔵 「私の小売商道」
...白堊(はくあ)の壮麗な伯爵邸の二階の窓や...
橘外男 「グリュックスブルグ王室異聞」
...護国堂等壮麗なる七堂伽藍(がらん)いっさいを灰燼(かいじん)に帰せしめた...
橘外男 「蒲団」
...名だけ壮麗なHOTELルイ十四世――お泊り一人一晩...
谷譲次 「踊る地平線」
...ある換喩の壮麗さを見ては...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
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永井荷風 「霊廟」
...壮麗なる過去の面影に接し得るのは...
永井荷風 「霊廟」
...幾十人の奏する大管弦楽は、水を渡り蒼空(あおぞら)に響いて、壮麗雄大、言葉にも尽せぬ情趣を醸(かも)し出したのである...
野村胡堂 「楽聖物語」
...雄渾(ゆうこん)壮麗なものであったが...
野村胡堂 「楽聖物語」
...水々しく青葉が輝いてゐる壮麗な朝だ...
牧野信一 「駆ける朝」
...恰も大空の星の壮麗に仰天のあまり...
牧野信一 「剥製」
...秋口から冬にかけてこの竜巻村の三方をとり囲む蜜柑山の壮麗な色彩りを見渡して野遊びの快を貪る日などに...
牧野信一 「バラルダ物語」
...「Fの頭の中にどんなに壮麗な光景が拡がつてゐるか僕には好く解るよ...
牧野信一 「籔のほとり」
...そうしてこの壮麗な広間にあふれた...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「餓えた人々(習作)」
...広場そのものの壮麗(そうれい)なけしきのなかで...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「ヴェニスに死す」
...彼らは他の何事においても常に壮麗を好んだが...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...ふとまた侯爵の城郭の壮麗な鳶色が頭に泛んだ...
横光利一 「旅愁」
...敵の充満している国の都の真中にこのような壮麗な会堂を建てるということは...
和辻哲郎 「鎖国」
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