...壮士よ、突撃だ!...
...彼は真の壮士である...
...前線で勇敢な壮士たちが戦っている...
...真夏の陽気でも、壮士たちは熱中症にならない...
...壮士魂を持って、難問に挑戦する...
...ただこれ攘夷(じょうい)一偏の壮士輩(そうしはい)と認めざるを得ず...
石河幹明 「瘠我慢の説」
...鬼のようにいかつい恰幅をした壮士で...
薄田泣菫 「艸木虫魚」
...「リュウさんはあれで黒竜会の壮士だったんだ」という...
田畑修一郎 「石ころ路」
...ちと歯ごたえのある勝負がしてみたいわ」かの壮士は竜之助の気勢を見てかえって喜んだ...
中里介山 「大菩薩峠」
...石に躓(つまず)いて(どう)と横ざまに倒れる――この時まで壮士は足駄(あしだ)を穿いていたものです...
中里介山 「大菩薩峠」
...「西国にもずいぶん変ったのがござるようじゃ、貴殿のお差料(さしりょう)などもその一つ」「うむ、これか」壮士は、座右の長い刀を今更めかしく取り上げて、「主水正正清(もんどのしょうまさきよ)じゃ」「拝見致す」型の如く鞘(さや)を払って、つくづくと見る、相州伝の骨法(こっぽう)を正確に伝えた薩摩鍛冶の名物...
中里介山 「大菩薩峠」
...また例の事を好む壮士どもが...
中里介山 「大菩薩峠」
...この二人の壮士は南条と五十嵐ではないが...
中里介山 「大菩薩峠」
...この壮士が坂本竜馬であるか...
中里介山 「大菩薩峠」
...三人の壮士に喧嘩をしかけさせては事重大とさとりましたのと...
中里介山 「大菩薩峠」
...いつのまにか来着して一隅に寝ていた一人の壮士でありました...
中里介山 「大菩薩峠」
...諸君ははっきりと指示ができるのか――」肯定と否定とを同時にして究竟問題を提出した一人の壮士...
中里介山 「大菩薩峠」
...ここの玄関へ怪しげな壮士体(てい)の者共が押しかけて...
中里介山 「大菩薩峠」
...壮士芝居や小便映画のデッち上げた幻影が...
野村胡堂 「胡堂百話」
...決死の壮士を択(えら)び...
福田英子 「妾の半生涯」
...血気の壮士らのやや倦厭(けんえん)の状あるを察しければ...
福田英子 「妾の半生涯」
...さすれば一命は助けてやる」すると壮士は...
吉川英治 「三国志」
...いかがわしい女に壮士の装(なり)をさせて鞭声粛々(べんせいしゅくしゅく)を吟じさせたりして...
吉川英治 「松のや露八」
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