...壮士よ、突撃だ!...
...彼は真の壮士である...
...前線で勇敢な壮士たちが戦っている...
...真夏の陽気でも、壮士たちは熱中症にならない...
...壮士魂を持って、難問に挑戦する...
...壮士惨として驕らざる北満洲の天地を描き出せる也...
石川啄木 「閑天地」
...保安条例の施行をつたえるもので「第三回帝国議会開院中皇居三里以外の地に退去を命ず」という園田警視総監の命令書と多くの壮士たちの名が挙げてあった...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...壮士出シ二墨斗ヲ一持シテ二懐楮ヲ一(モトム)レ句ヲ...
京山人百樹 「北越雪譜」
...三十前後のセルの袴(はかま)を穿(は)いた壮士風の男であった...
田中貢太郎 「春心」
...幕の内には隼人(はやと)の薩摩(さつま)壮士(おのこ)が神来(しんらい)の興(きょう)まさに旺(おう)して...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...江戸の市中へ壮士を入れて...
中里介山 「大菩薩峠」
...哀れむべし、長州遠征の壮士...
中里介山 「大菩薩峠」
...同行の壮士二人と...
中里介山 「大菩薩峠」
...壮士が深く沈黙した時分...
中里介山 「大菩薩峠」
...いずれも両刀を帯びた壮士である...
中里介山 「大菩薩峠」
...大久保が、馬車の左側の扉を排して、下車しようとするところを、一人の壮士が、その眉間から眼球にかけて、力づよく一刀をあびせた...
蜷川新 「天皇」
...三多摩の壮士が竹鎗(やり)で...
長谷川時雨 「流れた唾き」
...壮士芝居の人物を月旦(げったん)していることもあった...
長谷川時雨 「マダム貞奴」
...しかれども、これらの壮士は、かえって内地に止(とど)まる方(かた)好手段ならんといいしに、新井これに答えて、なるほどしかる乎(か)、かくの如き人あらば、即ち帰らしむべし、何ぞ多人数(たにんず)を要せん...
福田英子 「妾の半生涯」
...私と一緒に東京方面の壮士をこの辺へ追い込んで来た本庁の真田という人がいてね...
三好十郎 「斬られの仙太」
...前後を見廻しながら出て来る自由党の壮士三人...
三好十郎 「天狗外伝 斬られの仙太」
...反対派の壮士連の大宴会が...
夢野久作 「近世快人伝」
...その真っ先に立った一名の壮士は...
吉川英治 「三国志」
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