...戦線に立つてゐる元気な壮丁(さうてい)に...
薄田泣菫 「茶話」
...そうした壮丁に幾人(いくたり)もでっくわした...
田山花袋 「田舎教師」
...労働力というのも資本主義的に見た限りの壮丁(労働者)の体位のことだっただろう...
戸坂潤 「社会時評」
...壮丁の支那進出は...
中里介山 「百姓弥之助の話」
...するとそこでは平素から不逞(ふてい)の志をいだいていた壮丁(そうてい)たちが...
中村地平 「霧の蕃社」
...タロワン社との壮丁は合流し...
中村地平 「霧の蕃社」
...約束どおりボアルン社の壮丁たちもただちに一行に合流した...
中村地平 「霧の蕃社」
...壮丁だけでも三百名という数に達した...
中村地平 「霧の蕃社」
...老婦アリ少婦有リ壮丁有リ父有リ...
成島柳北 「他山の石」
...躯は壮丁なみに発達してゐた...
原民喜 「壊滅の序曲」
...躯(からだ)は壮丁なみに発達していた...
原民喜 「壊滅の序曲」
...これを二人の壮丁が前後して担ぐのである...
牧野信一 「バラルダ物語」
...よんどころなく一般壮丁とならんで褌を一着に及び検査をうけたことはいつか書いたことがあった...
森於菟 「放心教授」
...壮丁の背に負わせて...
吉川英治 「三国志」
...百姓の壮丁(そうてい)を徴募(ちょうぼ)しておいた...
吉川英治 「三国志」
...数十人の屈強な壮丁(わかもの)や食客もたくさんにいる...
吉川英治 「新・水滸伝」
...この壮丁(そうてい)の中には一人や二人あるはずだ...
吉川英治 「松のや露八」
...本国に於ける壮丁がそれほど不足して来たのである...
和辻哲郎 「鎖国」
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