...壮丁のいないときをつけこんで...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...壮丁ハ去テ兵役ニ就キ老弱者ノミ止リテ村ヲ守レルニ乗ジテ之ヲ侮リ...
田中正造 「非常歎願書」
...今年(三十四年)の凶作の結果が二十年後の「壮丁」の身体に悪影響を現わすだろうことを...
戸坂潤 「現代日本の思想対立」
...壮丁の体位が最近頓と低下したからだ...
戸坂潤 「近衛内閣の常識性」
...労働力というのも資本主義的に見た限りの壮丁(労働者)の体位のことだっただろう...
戸坂潤 「社会時評」
...資本主義的壮丁として生活の安定(?)を期せられる...
戸坂潤 「社会時評」
...農業に働いている壮丁は...
中里介山 「百姓弥之助の話」
...約束どおりボアルン社の壮丁たちもただちに一行に合流した...
中村地平 「霧の蕃社」
...壮丁だけでも三百名という数に達した...
中村地平 「霧の蕃社」
...壮丁三百名中の約半ば...
中村地平 「霧の蕃社」
...躯(からだ)は壮丁なみに発達していた...
原民喜 「壊滅の序曲」
...これを二人の壮丁が前後して担ぐのである...
牧野信一 「バラルダ物語」
...よんどころなく一般壮丁とならんで褌を一着に及び検査をうけたことはいつか書いたことがあった...
森於菟 「放心教授」
...彼のこの異常な果断のために戦死したフランスの壮丁は...
横光利一 「ナポレオンと田虫」
...まず近村の壮丁や不遇な郷士が動かされた...
吉川英治 「三国志」
...これも決死の壮丁十人を募り...
吉川英治 「三国志」
...その中から十名だけの壮丁を選んで...
吉川英治 「三国志」
...お宅の雇人や壮丁(わかいしゅ)など...
吉川英治 「新・水滸伝」
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