...この被害地方からも壮丁が繰り出している...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...壮丁のいないときをつけこんで...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...壮丁ハ去テ兵役ニ就キ老弱者ノミ止リテ村ヲ守レルニ乗ジテ之ヲ侮リ...
田中正造 「非常歎願書」
...「来たぞゥ」と壮丁の呼ぶ声も胸を轟かします...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...壮丁の体位が最近頓と低下したからだ...
戸坂潤 「近衛内閣の常識性」
...ここで政府の目指す処は軍人たるべき壮丁の体位の下向を防ぐということだ...
戸坂潤 「社会時評」
...労働力というのも資本主義的に見た限りの壮丁(労働者)の体位のことだっただろう...
戸坂潤 「社会時評」
...壮丁三百名中の約半ば...
中村地平 「霧の蕃社」
...しかし壮丁として行くのは公利公益のために力を尽すのである...
新渡戸稲造 「自警録」
...躯は壮丁なみに発達してゐた...
原民喜 「壊滅の序曲」
...またその以前の単に五六名の壮丁の人力を持つてレールの上をおし転がす人車鉄道の時代には...
牧野信一 「心象風景(続篇)」
...よんどころなく一般壮丁とならんで褌を一着に及び検査をうけたことはいつか書いたことがあった...
森於菟 「放心教授」
...彼のこの異常な果断のために戦死したフランスの壮丁は...
横光利一 「ナポレオンと田虫」
...まず近村の壮丁や不遇な郷士が動かされた...
吉川英治 「三国志」
...柴進(さいしん)さまのお屋敷の壮丁(わかもの)が飛んできて...
吉川英治 「新・水滸伝」
...すでに壮丁(わかもの)から...
吉川英治 「新・水滸伝」
...民団の壮丁すべて行動せよ...
吉川英治 「新・水滸伝」
...この壮丁(そうてい)の中には一人や二人あるはずだ...
吉川英治 「松のや露八」
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蝕まれた 厭倦 惚れて通えば千里も一里
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