...戦線に立つてゐる元気な壮丁(さうてい)に...
薄田泣菫 「茶話」
...近接の村落から壮丁が多数やつて来てゐる...
種田山頭火 「行乞記」
...壮丁の体位が最近頓と低下したからだ...
戸坂潤 「近衛内閣の常識性」
...壮丁の支那進出は...
中里介山 「百姓弥之助の話」
...農業に働いている壮丁は...
中里介山 「百姓弥之助の話」
...するとそこでは平素から不逞(ふてい)の志をいだいていた壮丁(そうてい)たちが...
中村地平 「霧の蕃社」
...壮丁三百名中の約半ば...
中村地平 「霧の蕃社」
...しかし壮丁として行くのは公利公益のために力を尽すのである...
新渡戸稲造 「自警録」
...兵となった壮丁は...
蜷川新 「天皇」
...これを二人の壮丁が前後して担ぐのである...
牧野信一 「バラルダ物語」
...その中から十名だけの壮丁を選んで...
吉川英治 「三国志」
...百姓の壮丁(そうてい)を徴募(ちょうぼ)しておいた...
吉川英治 「三国志」
...柴進(さいしん)さまのお屋敷の壮丁(わかもの)が飛んできて...
吉川英治 「新・水滸伝」
...数十人の屈強な壮丁(わかもの)や食客もたくさんにいる...
吉川英治 「新・水滸伝」
...お宅の雇人や壮丁(わかいしゅ)など...
吉川英治 「新・水滸伝」
...応じる壮丁(そうてい)もないような有様である...
吉川英治 「平の将門」
...この壮丁(そうてい)の中には一人や二人あるはずだ...
吉川英治 「松のや露八」
...本国に於ける壮丁がそれほど不足して来たのである...
和辻哲郎 「鎖国」
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