...壬子(みずのえね)の年の十一月十三日にお隱れなさいました...
稗田の阿禮、太の安萬侶 武田祐吉訳 「古事記」
...三日、壬子、晴、酉剋大地震、牛馬騒ぎ驚く...
太宰治 「右大臣実朝」
...廿八日、壬午、晴、姶めて御本尊を御持仏堂に安置す、即ち供養の儀有り...
太宰治 「右大臣実朝」
...「于時(ときに)天和二歳次壬戌如月記之...
谷崎潤一郎 「聞書抄」
...仲壬を後嗣に立てることは決まっている故...
中島敦 「牛人」
...それが壬生寺であらうと思ひつゝ余は急いだ...
長塚節 「菜の花」
...常に壬生寺の地蔵尊を信じ...
牧野信一 「極夜の記」
...かく云ふには天保三年壬辰より算せざることを得ない...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...壬申正月十日に去つた...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...」その二百十わたくしは此年壬辰閏(じゆん)十一月二十五日に頼山陽の未亡人里恵が広江秋水夫妻に寄せた書の後半より尚々書(なほ/\がき)に亘る文を節略して上(かみ)に挙げた...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...「天保壬辰十一月十七日卒...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...榛軒詩存に「嘉永五壬子冬月示良安」と云ふ詩がある...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...」その二百六十五わたくしは塩田氏の観劇談を此年嘉永壬子の事とした...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...名残狂言の勧進帳が壬子の年に演ぜられたと聞いてゐるからである...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...推するに柏軒は壬戌に至つてお玉が池の家に座敷の建増などをしたであらう...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...壬生にも始終痛めつけられた...
横瀬夜雨 「天狗塚」
...おそらく人は住んでおりますまい」「さてどういたそう?」「ほかにお心あては」「壬生がだめだとすれば...
吉川英治 「私本太平記」
...壬生(みぶ)の六角で...
吉川英治 「私本太平記」
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