...(壬戌の年六月十一日崩りたまひき...
稗田の阿礼、太の安万侶 「古事記」
...壬申(じんしん)の乱には村国庄司男依(むらくにのしょうじおより)なる者天武帝のお味方を申して大友皇子(おおとものみこ)を討(う)ち奉(たてまつ)った...
谷崎潤一郎 「吉野葛」
...壬生の御浪人衆にかかっては...
中里介山 「大菩薩峠」
...その壬生の浪人を相手にして少しもこわがらないお前たちが...
中里介山 「大菩薩峠」
...二子孟丙(もうへい)・仲壬(ちゅうじん)だけが父の所へ来た...
中島敦 「牛人」
...早速仲壬が呼ばれる...
中島敦 「牛人」
...さっそく仲壬の許へ使を遣わしたが非道なる父の所へは二度と戻らぬという返辞だったと復命する...
中島敦 「牛人」
...壬生寺へ行く道を聞いた...
長塚節 「菜の花」
...」(松本士権著『論壬申之変』)と言っている...
蜷川新 「天皇」
...『新増犬筑波(いぬつくば)集』に「秘蔵の花の枝をこそ折れ」「引き寄せてつぶり春風我息子」「虱(しらみ)見るまねするは壬生猿(みぶざる)」...
南方熊楠 「十二支考」
...次に「宝暦壬午春...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...此年嘉永壬子には未亡人志保五十三...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...壬子の歳に榛軒は弟の躋寿館(せいじゆくわん)の講師を拝するを見て死んだ...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...文政五年壬午十月於日輪寺出家」と記してある...
森鴎外 「壽阿彌の手紙」
...文政五年壬午(じんご)五月二十日」と云ふ人がある...
森鴎外 「壽阿彌の手紙」
...「大蔵」「へ」「どうもわしの訪ねる壬生(みぶ)のあたりも心もとないな」「焼けているかもしれませんね...
吉川英治 「私本太平記」
...壬生ともかぎらぬ...
吉川英治 「私本太平記」
...武蔵奴(め)は――」壬生(みぶ)の源左老人の問いに...
吉川英治 「宮本武蔵」
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