...「士卒の中には優秀な人材も多く、将来が期待できる...
...「私の祖父も士卒だったそうです...
...「企業が士卒を積極的に雇用するようになってきた...
...「彼は士卒として入隊し、将校への道を目指すつもりだ...
...「戦争時には士官たちの指揮の下、士卒たちは命を懸けて戦った...
...「河内介を討たすな/\」と一閑斎が士卒(しそつ)を励まして遂に城を陥れた...
谷崎潤一郎 「武州公秘話」
...並びに士卒らの懈怠の故に...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...松前藩の士卒三百人が港ちかくに迫つてゐたといふ...
徳永直 「光をかかぐる人々」
...だから出征の勇士は全く本望を以て死ぬ事が出来る――ただたまらないのは戦終って後その士卒を失った隊長...
中里介山 「百姓弥之助の話」
...領主が遣はした森の士卒か...
ジャン・ニコラ・アルチュール・ランボー Jean Nicolas Arthur Rimbaud 中原中也訳 「ランボオ詩集」
...目障りになるやうな士卒は...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...今では下士卒の中にさへも多くの貴族が現れて羽振りをきかせました...
牧野信一 「船の中の鼠」
...今はただこれに火を点じさえすれば籠城の士卒を微塵になしうるまでになったので...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...籠城の士卒は驚きうろたえたり(ティトゥス・リウィウス)...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...どっちの陣営も、その旗の下にある宿将、謀将、部将、士卒まで、実に多士済々(たしさいさい)といってよい...
吉川英治 「上杉謙信」
...そこにも不眠不休の士卒が...
吉川英治 「三国志」
...士卒は、泣き叫んで、掌(て)を合わせたがゆるさない...
吉川英治 「三国志」
...肉もやぶれ皮も紫いろになっている士卒は...
吉川英治 「三国志」
...孫権がわずかな将士に守られて、濡須の下流へ落ちて行くと見るや、「あれ見失うな」と、自身江岸に沿って、士卒を励まし、数千の射手に、絶好な的(まと)を競わせたが、この日の風浪は、この時には孫権の僥倖(ぎょうこう)となって、矢はことごとく黒風白沫(こくふうはくまつ)にもてあそばれ、ついに彼の身にまでとどく一矢もなかった...
吉川英治 「三国志」
...天下ノ士卒ノ将トシテ...
吉川英治 「私本太平記」
...彼方(かなた)からひとりの士卒が...
吉川英治 「新書太閤記」
...そこに四五十人の士卒を宿泊せしめて...
和辻哲郎 「鎖国」
...高槻の傍を通る時には高山ダリヨが士卒を出して手伝わせた...
和辻哲郎 「鎖国」
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