...若しくは俺の心と俺の頭とに相對壘して...
阿部次郎 「三太郎の日記 第一」
...『故壘蕭條蘆荻秋』の句が...
大町桂月 「國府臺」
...第十二 トロイア軍進んで敵の壘壁を襲ふ(二十六日)...
土井晩翠 「「イーリアス」例言」
...立ちたる限り――アカイアの巨大の壘は堅かりき...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...壘壁を破りて船を焚かんずる思念最も強きもの...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...かくの如くにアカイアの陣門並に壘壁を...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...壘壁の上より落ちて息絶えぬ...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...衆軍中に振り向きて壘を越すべくトロイアの諸軍に高く呼はれば...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...そこに築ける壘壁は最も低し...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...都城と壘壁を防ぐべき術考へよ!*リキエー軍の何人も是より後は城のため...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...トロイア城の壘壁の下に彼らの戰へば...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...汝城壘の中に歸りてトロイアの男女を救へ...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...南成都の空いづこ玉壘今は秋更けて錦江の水痩せぬべく...
土井晩翠 「天地有情」
...故らに對壘相當りて相爭ふは何ぞや...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...壘壁の崩れか、所々に々たる石塊の山が積まれてゐる...
中島敦 「環礁」
...淀橋の向ふに二幸や三越のビルヂングが壘立し...
萩原朔太郎 「悲しい新宿」
...自(みづか)ら衞(まも)ることに嚴(おごそ)かなもとめの孤壘(こるゐ)に姉(あね)に對(たい)する弟(おとうと)のやうな親(した)しさをみせて近(ちか)づいて行(い)つた...
水野仙子 「悔」
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三好達治 「一點鐘」
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