例文・使い方一覧でみる「壁ぎわ」の意味
スポンサーリンク...僕はツと壁ぎわに身を隠した... 
海野十三 「鍵から抜け出した女」
...なお本庁きっての剛力刑事が、あっちの壁ぎわ、こっちの柱の陰などに、給仕や酔客や掃除人に変装して、蟻も洩らさぬ警戒をつづけていた...
海野十三 「恐怖の口笛」
...そして壁ぎわに置いてある四角い機械のうしろへまわった...
海野十三 「少年探偵長」
...勝見は「呀（あ）ッ……」と驚いて壁ぎわに身をよせました...
海野十三 「赤耀館事件の真相」
...壁ぎわから聞こえて来た...
海野十三 「超人間Ｘ号」
...部屋のむこうの壁ぎわで...
江戸川乱歩 「おれは二十面相だ」
...ベッドの反対の壁ぎわに...
江戸川乱歩 「大金塊」
...壁ぎわや太い柱の陰に桶（おけ）や馬穴（ばけつ）が汚物をいっぱい溜め...
峠三吉 「原爆詩集」
...庸三は壁ぎわに女中の延べさしてくれた寝床へ潜りこんだが...
徳田秋声 「仮装人物」
...壁ぎわに立つてゐたが...
徳田秋聲 「浪の音」
...反対の壁ぎわにある...
ドストエーフスキイ 中山省三郎訳 「カラマゾフの兄弟」
...朝日が北の壁ぎわにまで射し込んで暑い...
林芙美子 「新版 放浪記」
...壁ぎわのいくつかの樽（たる）のそばや樽の上には...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「城」
...Ｋの反対側の壁ぎわにベッドが置かれ...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「審判」
...「サト子なの？」右手の壁ぎわに...
久生十蘭 「あなたも私も」
...ボクが這入つてゐる間ぢうは絶えず裏側の壁ぎわで注意してゐる...
牧野信一 「タンタレスの春」
...壁ぎわにいる人々の顔までを...
吉川英治 「親鸞」
...いよいよ袋廊下の壁ぎわまで攻めつけられてしまった...
吉川英治 「鳴門秘帖」
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