...給与の増額を求めて増給交渉をする...
...増給によってモチベーションが上がった...
...今年は増給をしないということだった...
...全社員に対して同様の増給を行うことに決定した...
...増給の額は、業績や担当業務の内容などによって異なる...
...独身者すらも糊口(ここう)がし兼ねて社長の沼南に増給を哀願すると...
内田魯庵 「三十年前の島田沼南」
...増給は魯(おろ)か...
内田魯庵 「三十年前の島田沼南」
...何をさし措(お)いても増給の必要がありさうな男に思はれた...
薄田泣菫 「茶話」
...これが増給のきつかけとなるかもしれないと...
薄田泣菫 「茶話」
...「東京の本店に居てはとても當分の處増給がむづかしい...
高濱虚子 「俳諧師」
......
鶴彬 「鶴彬全川柳」
...場合によっては増給にさえなるから...
戸坂潤 「社会時評」
...今に増給のご沙汰(さた)があろぞ...
夏目漱石 「坊っちゃん」
...増給を断わる奴が世の中にたった一人飛び出して来たのを不審(ふしん)に思ったのか...
夏目漱石 「坊っちゃん」
...「あなたの云う事は本当かも知れないですが――とにかく増給はご免蒙(めんこうむ)ります」「それはますます可笑(おか)しい...
夏目漱石 「坊っちゃん」
...君の増給は古賀君の所得を削(けず)って得たものではないでしょう...
夏目漱石 「坊っちゃん」
...僕は増給がいやになったんですから...
夏目漱石 「坊っちゃん」
...それから増給事件と将来重く登用すると赤シャツが云った話をしたら山嵐はふふんと鼻から声を出して...
夏目漱石 「坊っちゃん」
...おれが増給を断(こと)わったと話したら...
夏目漱石 「坊っちゃん」
...勇み肌(はだ)の坊(ぼ)っちゃんだから愛嬌(あいきょう)がありますよ」「増給がいやだの辞表を出したいのって...
夏目漱石 「坊っちゃん」
...月支給額の二割を左の方法によって増給すること...
葉山嘉樹 「海に生くる人々」
...たとい十割二十割の増給の要求であるにもせよ...
与謝野晶子 「階級闘争の彼方へ」
...階級闘争がこういう賃銀の増給のような要求を前衛として起って来る間は...
与謝野晶子 「階級闘争の彼方へ」
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