...墓域には立ち入り禁止の看板が立っていた...
...今日は祖母の命日なので、墓域にお墓参りに行く予定だ...
...墓域にはたくさんのお墓があり、それぞれに名前が刻まれている...
...墓域での作業中、コンクリートの石材が割れてしまった...
...墓域で静かに時間を過ごすことができる...
...天王寺墓域内、「吉梵法師」と勒(ろく)された墓石は今なお飄々(ひょうひょう)たる洒脱の風(ふうぼう)を語っておる...
内田魯庵 「淡島椿岳」
...品川の東海寺の墓域に...
大町桂月 「東京の近郊」
...海晏寺より程遠からぬ大井村の山内家の墓域に...
大町桂月 「東京の近郊」
...すでに葬りたる中尉の墓域を発(あば)き...
橘外男 「ウニデス潮流の彼方」
...近松寺に参拝した、巣林子に由緒あることはいふまでもない、その墓域がある、記念堂の計画もある、小笠原家の菩提所でもある、また曽呂利新左衛門が築造したといふ舞鶴園がある、こぢんまりとした気持のよいお庭だつた...
種田山頭火 「行乞記」
...天龍川を前に向ふ岸へは日がさしてうそ寒い二三軒・屋根に石を、春もまだまだ寒い平岡の神代榎・なんと大きな木の芽ぶかうともしない遠山の雪うららかに晴れきつた・桑の若葉のその中の家と墓と・うらうら残つたのがちるおぢいさんも戦闘帽でハイキング裏門、訪ね来て山羊に鳴かれる高遠・なるほど信濃の月が出てゐる飲んでもうたうても蛙鳴くさくらはすつかり葉桜となりて月夜・旅の月夜のふくろう啼くか水音の月がのぼれば葉桜の花びら・ポストはそこに旅の月夜で五月三日の月蝕・旅の月夜のだんだん虧(カ)げてくるアメの魚(ウヲ)・みすゞかる信濃の水のすがたとも井月の墓前にて・お墓したしくお酒をそゝぐ・お墓撫でさすりつゝ、はるばるまゐりました駒ヶ根をまへにいつもひとりでしたね・供へるものとては、野の木瓜の二枝三枝“井月の墓”伊那町から東へ(高遠への途中)一里余、美篶(ミスズ)村六道原、漬大根の産地、墓域は一畝位、檜の垣、二俣松一本立つ(入口に)、野木瓜、椋鳥?┌ツツジ├ヒノキ苗└散松葉墓碑、(自然石)“降るとまで人には見せて花曇り”(井月にふさはしい)墓石、“塩翁斎柳家井月居士”俗名塩原清助位牌、“塩翁院柳家井月居士”夕日をまともに、明るく清く...
種田山頭火 「旅日記」
...何となく此の寂寞たる墓域の氣分を善く現はしてゐるではないか...
濱田耕作 「沖繩の旅」
...きわめて狭い墓域に限られ...
吉川英治 「三国志」
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