...明治二十二年三月にいたりて、編輯局の工塲を、假に印刷局につけられたるよしにて、その事務引きつぎのためにとて、數十日間、工事の中止にあひ、さて、二十三年三月にいたりて、編輯局の工塲は、終にまたく廢せられぬ...
大槻文彦 「ことばのうみのおくがき」
...又一着塲(ちゃくじょう)せり...
関寛 「関牧塲創業記事」
...今や牧塲には白骨を存するのみ...
関寛 「関牧塲創業記事」
...故に又一には牧塲の事は一切精神上に置かずして勇んで戦地に出ずべき事死を决すべきを示すのみにて...
関寛 「関牧塲創業記事」
...且つ本年は初めて牧塲の越年たるを以て...
関寛 「関牧塲創業記事」
...九日に帰塲す...
関寛 「関牧塲創業記事」
...義男はその爲に毎日出て行くある群れの塲所にゐても絶へず苦笑を浮べてゐなければならない樣な...
田村俊子 「木乃伊の口紅」
...一塲の光景さながら一幅の畫圖(ぐわと)のごとくなるに...
田山花袋 「秋の岐蘇路」
...この福島町に於ける盆踊の盛(さかん)なるは到底此(この)一塲(ぢやう)のさまなどにては想像にだも及ばぬことなり...
田山花袋 「秋の岐蘇路」
...主として物捨て塲なりと思へば誤(あやま)り無し...
坪井正五郎 「コロボックル風俗考」
...旧作三柏葉樹頭夜嵐上塲に関してなり...
断膓亭日記巻之四大正九年歳次庚申 「断腸亭日乗」
...送つて停車塲に至る...
永井荷風 「断腸亭日乗」
...独帝国劇塲に立寄りカルメンを聴く...
永井荷風 「断腸亭日乗」
...歡樂と頽廢の空氣の漲つてゐる幾つかの酒塲も訪ね歩いた...
南部修太郎 「ハルピンの一夜」
...憂鬱(ゆううつ)な氣(き)分で球突塲(たまつきば)から歸(かへ)つてくるやうな始末(しまつ)なのだ...
南部修太郎 「文壇球突物語」
...そして時たま友達(たち)なんかとどこともない球突塲(たまつきば)で突(つ)いてはみるが...
南部修太郎 「文壇球突物語」
...行燈(あんどう)を一廻(ひとまはり)まはりて本(もと)の塲所(ばしよ)へ歸(かへ)る間(あひだ)に...
福澤諭吉 「改暦辨」
...Bの塲合とよく似てゐる...
槇本楠郎 「プロレタリア童謠の活用に關する覺書」
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