...デビーの鉄砲にはファラデーが装填する...
愛知敬一 「ファラデーの伝」
...黒き瞳は(まぶち)を填(う)めん程なり...
ハンス・クリスチアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 森鴎外訳 「即興詩人」
...砲身には既に新たな砲弾が填(こ)められたようです...
海野十三 「太平洋雷撃戦隊」
...弾倉に実包を装填し...
ジョージ・オーウェル George Orwell The Creative CAT 訳 「象を撃つ」
...安全のためにちゃんと火薬を填めた一対のピストルを持って...
スティーブンソン Stevenson Robert Louis 佐々木直次郎訳 「宝島」
...パイプに煙草を填(つ)め出した...
スティーブンソン Stevenson Robert Louis 佐々木直次郎訳 「宝島」
...壁(かべ)に大(おお)きい額縁(がくぶち)に填(はま)った聖像(せいぞう)が懸(かか)っていて...
アントン・チエホフ Anton Chekhov 瀬沼夏葉訳 「六号室」
...今より填(み)ち満ち...
田中貢太郎 「牡丹燈籠 牡丹燈記」
...むしろそういう点を認める事がその学説の補填(ほてん)に対する階段と見なすべき場合の多い事である...
寺田寅彦 「相対性原理側面観」
...ちゃんと装填してありますから...
トルストイ 米川正夫訳 「クロイツェル・ソナタ」
...跡から填合(うめあはせ)をいたせば宜しいのです...
レオ・トルストイ Lev Nikolaevich Tolstoi 森林太郎訳 「パアテル・セルギウス」
...母と兄夫婦の来るのはこの不足填補(ふそくてんぽ)の方便として自分には好都合であった...
夏目漱石 「行人」
...内部に氷雪填充(てんじゅう)し全くその用を為(な)さざるに至りしかば...
野中到 「寒中滞岳記」
...櫓臍に填(は)めて...
火野葦平 「花と龍」
...「私のピストルには装填(たまごめ)をしていなかったのですからね」二人は黙ってしまった...
プーシキン Alexander S Pushkin 岡本綺堂訳 「世界怪談名作集」
...「凍」字はわたくしが姑(しばら)く填(うづ)めたに過ぎない...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...保にも弾を填(こ)めた拳銃を備えさせた...
森鴎外 「渋江抽斎」
...人間の推理がとかくおちいりがちな誤謬迷蒙を補填修正するためには...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
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