...白砂(しろすな)の塩浜(しほばま)のごとし...
京山人百樹刪定 「北越雪譜」
...「月細く小雨にぬるる石地蔵」「酒しぼるしずくながらに月暮れて」「塩浜にふりつづきたる宵(よい)の月」「月暮れて雨の降りやむ星明かり」以上いずれも雨の月であるが...
寺田寅彦 「連句雑俎」
...父親をはげまして自ら小船を漕いで塩浜へとゆく...
長谷川時雨 「木魚の顔」
...塩浜から帰る潮汲(しおく)み女である...
森鴎外 「山椒大夫」
...わたしの通う塩浜のあるあたりまで...
森鴎外 「山椒大夫」
...わたしはこうして毎日通う塩浜の持ち主のところにいます...
森鴎外 「山椒大夫」
...あの塩浜の持ち主とやらの家まで往って...
森鴎外 「山椒大夫」
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