...何物かが胸の中を塞ぐやうに感ぜられる...
アルチバシェッフ・ミハイル・ペトローヴィチ Artsybashev Mikhail Petrovich 森林太郎訳 「死」
...しかしお前は今あしこの穴を塞ぐ時にあんな大きな石をコロコロ転がしていたじゃないか...
江見水蔭 「月世界跋渉記」
...分娩のために特に家を作りその中に入つて周圍を塗り塞ぐ...
稗田の阿礼、太の安万侶 「古事記」
...手で口を塞ぐどころではなかった...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「決闘」
...歩兵部隊の一部は退路を塞ぐために...
中村地平 「霧の蕃社」
...双生児(ふたご)宗次の女房は悪くないぜ」お品の口を塞ぐと...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...ごみばこを蹴返して路を塞ぐと...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...その小僧の口を塞ぐために...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...その樽拾いの小僧の口を塞ぐために殺したり...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...三「喉笛を切つて、す早く口を塞ぐ、――これは手輕に出來さうだがなか/\むづかしい、餘つ程力のあるものでなきや」「すると、下手人は、待たれた女ぢやありませんね」「女にも強いのがあり、男にも弱いのもあるよ、――それから、今朝死骸を見付けた時、行燈の有明が灯(つ)いてゐたかどうか、ちよいと訊いて來てくれないか...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...破れ窓を塞ぐためにマツチのレツテルらしい一メートル四方位の紙がぶらさげてある...
原民喜 「星のわななき」
...ゾツとして耳を塞ぐに違ひないと同様に...
牧野信一 「歌へる日まで」
...駆ける/\心の行手を塞ぐことが出来なかつた...
牧野信一 「途上日記」
...耳を塞ぐと音は失はれ...
三木清 「認識論」
...最後の一煉瓦で穴を塞ぐと子が泣いた...
南方熊楠 「人柱の話」
...我等の生(せい)の道のゆくてを遮り塞ぐものは...
Johann Wolfgang von Goethe 森鴎外訳 「ファウスト」
...知りたくとも耳を塞ぐ気持ちも良かった...
横光利一 「旅愁」
...一切の街道を充ち塞ぐほどに群をなして遙々と東方の世界へ押し寄せて行く...
和辻哲郎 「鎖国」
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