...いらぬ罅(すきま)をば塞ぎ...
ハンス・クリスチアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 森鴎外訳 「即興詩人」
...水牛の塞ぎたる口の外...
ハンス・クリスチアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 森鴎外訳 「即興詩人」
...振り向いて路を塞ぎ...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...あふれて街道の両側を塞ぎだした...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...金融の道を塞ぎ食べるものを奪ひ...
田中正造 「土地兼併の罪惡」
...それはどんなものでしたろうか? もし彼が全世界を塞ぎあるいは私の穴から私を煙り出しまた明るみに私の鼻が出た瞬間に私を殺すことが出来たらどんなものでしょうかね? 全世界に殺害が行われたらどんな風でしたかな? 世界はこれ等のことを忘れています...
チェスタートン 直木三十五訳 「金の十字架の呪い」
...それにては西人の口を塞ぎ難く候...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...荒壁の土の割れ目には風塞ぎの新聞紙が交叉している...
永井隆 「ロザリオの鎖」
...お園は自分の耳を塞ぎ度いような...
野村胡堂 「新奇談クラブ」
...長持に入れて口を塞ぎ...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...引っ返してこんな虐たらしい事をしたんですね」「口を塞ぎたかったのだよ...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...お前は洗濯物で口を塞ぎ...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...右の次第をもって考うれば、言路を塞ぎ、業作を妨ぐるのことは、ひとり政府のみの病にあらず、全国人民の間に流行するものにて、学者といえども、あるいはこれを免れ難し...
福沢諭吉 「学問のすすめ」
...」「コーヤクぢや塞ぎきれないでせう...
牧野信一 「秋・二日の話」
...蛇尾の尖(さき)を以て穴を塞ぎ水を止め天魔敗走した...
南方熊楠 「十二支考」
...余は汝が余の許に入り来らんとするすべての路を塞ぎたり(キケロ)という・高慢な語句***を聞く時に...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...耳を塞ぎながらこちらへ逃げて来ました...
山本周五郎 「失蝶記」
...周囲に四つの城を設け、通路を塞ぎ、糧道を絶って、包囲の態勢を整えたのである...
和辻哲郎 「鎖国」
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