...彼女は生粋のニューヨーカーです...
...彼は生粋のサッカーファンで、毎週末にスタジアムに通っています...
...あの店の料理は生粋の和食です...
...彼は生粋の芸術家で、自分の作品に完全に没頭しています...
...彼は生粋の商人で、いつも最高の利益を追求しています...
...生粋の京娘けれど一方世帯持ちは実によいのでした...
上村松園 「わが母を語る」
...新納(にひろ)武蔵守は薩摩武士の生粋(きつすい)で例の戯談好(ぜうだんず)きな太閤様の歌にある...
薄田泣菫 「茶話」
...生粋(きつすい)の津軽人のそれである...
太宰治 「津軽」
...静寂な言わばロンドン生粋の場所とも言うべきところで...
チェスタートン Chesterton 直木三十五訳 「青玉の十字架」
...智能の世界においての貴族である彼は社会の一員としては生粋(きっすい)のデモクラットである...
寺田寅彦 「アインシュタイン」
...やはりまぎれもない生粋(きっすい)のオランダ人だという事であった...
寺田寅彦 「異郷」
...生粋のブルジョア魂とこの魂から見たいわゆる「司法官ファッショ化」に対する憤慨なのである...
戸坂潤 「現代日本の思想対立」
...生粋(きっすい)のフランス人などだった...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...生粋(きっすい)のフランス人の多くよりもいっそう深くフランスに愛着していたのである...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...三代前からの生粋の深川っ子で...
久生十蘭 「野萩」
...白魚なら生きたままを生海苔で食べるという三代前からの生粋の深川ッ子で...
久生十蘭 「ユモレスク」
...生粋(きっすい)のロンドンっ子だ...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「王冠の重み」
...メイフィールドは生粋(きっすい)の商人だから...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「煉獄」
...生粋のピオニェールたちです...
宮本百合子 「従妹への手紙」
...ヴェートーベンは何とその点こわいように生粋でしょう...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...東京辺で生粋の「蕎麦の味」を売り出したらどうかとも思う位であります...
村井政善 「蕎麦の味と食い方問題」
...三姉の話によるとおきえさんは生粋の新潟美人で...
矢田津世子 「父」
...東京生粋の人形浄瑠璃で文楽の向うを張ろうという計画...
山本笑月 「明治世相百話」
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