...お志万(しま)は二十二烏啼の本塞(ほんさい)の奥の間で...
海野十三 「奇賊悲願」
...敵の阻塞気球に……」「航空長...
海野十三 「空襲葬送曲」
...せっかくこれまで莫大な費用と苦心をはらってつくったこの海底要塞のことがばれようものなら...
海野十三 「太平洋魔城」
...海底要塞をとびだす時がない」彼は...
海野十三 「太平洋魔城」
...その黄泉の坂に塞(ふさ)がつている巖石は塞いでおいでになる黄泉(よみ)の入口の大神と申します...
稗田の阿禮、太の安萬侶 武田祐吉訳 「古事記」
...さすがの幸子も開いた口が塞(ふさ)がらなかった...
谷崎潤一郎 「細雪」
...彼は旅順閉塞に行く或船で...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...至大至剛ほとんど天地に充塞(じゅうそく)するの勢いなるは吾人がつねに目撃して驚嘆するところのものなり...
徳富蘇峰 「将来の日本」
...彼の先へ先へとコロがって足許(あしもと)を塞(ふさ)いでしまう...
徳永直 「冬枯れ」
...ボアルンの奥地に逼塞(ひっそく)させるために...
中村地平 「霧の蕃社」
...お前にやつて口を塞(ふさ)がうとした」「へエ――」「お前といふ人間の正直さを知らなかつたのだ...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...どんな仇をされるかも知れない」お静は思わず入口に立ち塞がって...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...この女は初め下向いて眼を塞(ふさ)いで居たが...
正岡子規 「ランプの影」
...みんな黒犬と羊の皮だと聴いて開いた口が塞がらなかった...
夢野久作 「街頭から見た新東京の裏面」
...安土は容易ならざる重囲の中に取(と)り塞(ふさ)がれよう……いやいや...
吉川英治 「黒田如水」
...やがて魏軍の要塞に着いてからは...
吉川英治 「三国志」
...また逼塞(ひっそく)した宮方の残党勢力とは...
吉川英治 「私本太平記」
...城外遠くの要路を塞(ふさ)ぐこと...
吉川英治 「新・水滸伝」
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