...左の目の視力をためす為に片手に右の目を塞いで見た...
芥川竜之介 「歯車」
...往々にして我等の生涯を困惑と雍塞と彷徨と昏迷との境に導く...
阿部次郎 「三太郎の日記 第三」
...水路はこれがため極めて大なる価値があり要塞攻撃材料の輸送等は川に依らねばほとんど不可能に近い有様で...
石原莞爾 「戦争史大観」
...すべての物を閉塞(とざ)してしまったように深更(しんこう)の感じが強い...
伊藤左千夫 「新万葉物語」
...刑事はそれを丸めて浸水の箇所を塞ごうとあせる...
江戸川乱歩 「黄金仮面」
...塞いで入れませんでした...
稗田の阿禮、太の安萬侶 武田祐吉訳 「古事記」
...「武器を持つた人たちが大勢この山を塞いでおります...
稗田の阿禮、太の安萬侶 武田祐吉訳 「古事記」
......
峠三吉 「原爆詩集」
...飛騨(ひだ)の国が京畿(けいき)の要塞になるのでござる――ごらんなさい」と言って懐中から一枚の地図を取り出して...
中里介山 「大菩薩峠」
...一度ハ御奉公デモシテ世間ノ人口ヲモ塞ギ...
中里介山 「大菩薩峠」
...蚊帳の穴を針と糸で塞(ふさ)いでいた...
夏目漱石 「行人」
...それから塞(ふさ)がってる分からも家賃が入って来ないんだそうだ...
夏目漱石 「明暗」
...あわてて入口に立ち塞(ふさ)がりました...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...曲者はこの女の口を塞(ふさ)ぐ氣になつたことは...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...お前は洗濯物で口を塞(ふさ)ぎ...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...あいた口も塞がらずに...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「ディカーニカ近郷夜話 前篇」
...石菖蒲でその鼻を塞(ふさ)げば即死す...
南方熊楠 「十二支考」
...そして、(来たな)と、見ると、ばらばらと橋を越えて行く様子――ちょうど、一つ目と二つ目橋の間にあたる松坂町の裏河岸のあたりに、その十一名が、ずらりと影を揃えて、立ち塞がった...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
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