例文・使い方一覧でみる「塒」の意味


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...まるで(ねぐら)を荒らされた...   まるで塒を荒らされたの読み方
芥川龍之介 「老いたる素戔嗚尊」

...ともかくここを当分の(ねぐら)にしてと思い定めたことである...   ともかくここを当分の塒にしてと思い定めたことであるの読み方
岩本素白 「雨の宿」

...数十羽の鶏の(ねぐら)は...   数十羽の鶏の塒はの読み方
大下藤次郎 「白峰の麓」

...すぐ上の(ねぐら)では一番鶏が啼(な)く...   すぐ上の塒では一番鶏が啼くの読み方
大下藤次郎 「白峰の麓」

...鳥の(ねぐら)に歸るが如かりしのみ...   鳥の塒に歸るが如かりしのみの読み方
高山樗牛 「美的生活を論ず」

...禽(とり)どもに(とや)にされて...   禽どもに塒にされての読み方
チャールズ・ディッケンズ 佐々木直次郎訳 「二都物語」

...(ねぐら)を求めて空を飛んでいた...   塒を求めて空を飛んでいたの読み方
豊島与志雄 「土地」

...気味悪く人を呼ぶ船饅頭(ふなまんじゅう)の声を(ねぐら)定めぬ水禽(みずとり)の鳴音(なくね)かと怪しみつつ新大橋(しんおおはし)をも後(あと)にすると...   気味悪く人を呼ぶ船饅頭の声を塒定めぬ水禽の鳴音かと怪しみつつ新大橋をも後にするとの読み方
永井荷風 「散柳窓夕栄」

...(ねぐら)から飛立つ小鳥の羽音にも例(たと)えよう...   塒から飛立つ小鳥の羽音にも例えようの読み方
永井荷風 「曇天」

...(ねぐら)につかせてやるのが...   塒につかせてやるのがの読み方
中里介山 「大菩薩峠」

...勘次(かんじ)は態(わざ)と卯平(うへい)へ見(み)せつける樣(やう)に其(そ)の夜(よ)(とや)に就(つ)いた時(とき)其(そ)の鷄(とり)を籠(かご)に伏(ふ)せて...   勘次は態と卯平へ見せつける樣に其の夜塒に就いた時其の鷄を籠に伏せての読み方
長塚節 「土」

...これではまるで北風が吹き込むための(ねぐら)です……諸君は既にお分りでせう...   これではまるで北風が吹き込むための塒です……諸君は既にお分りでせうの読み方
ジャン・ニコラ・アルチュール・ランボー Jean Nicolas Arthur Rimbaud 中原中也訳 「ランボオ詩集」

...自分の(ねぐら)を動きもしなかった様子です...   自分の塒を動きもしなかった様子ですの読み方
野村胡堂 「銭形平次捕物控」

...(ねぐら)へ急ぐ夕鴉(ゆうがらす)の声が...   塒へ急ぐ夕鴉の声がの読み方
二葉亭四迷 「浮雲」

...鶏(にわとり)の(ねぐら)にありしが...   鶏の塒にありしがの読み方
森鴎外 「みちの記」

...彼方の小屋――草心尼と覚一の(ねぐら)へ向って燃えていた...   彼方の小屋――草心尼と覚一の塒へ向って燃えていたの読み方
吉川英治 「私本太平記」

...(ねぐら)を定めぬほうが...   塒を定めぬほうがの読み方
吉川英治 「親鸞」

...禅師の帰るまでそこに(ねぐら)を与えられていた...   禅師の帰るまでそこに塒を与えられていたの読み方
吉川英治 「宮本武蔵」

「塒」の読みかた

「塒」の書き方・書き順

いろんなフォントで「塒」

「塒」の英語の意味


ランダム例文:
勢多   炭酸水   団十郎  

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