...鳥には塒(ねぐら)...
太宰治 「駈込み訴え」
...心置なき塒(ねぐら)を与えくれるもてなしぶりに...
中里介山 「大菩薩峠」
...土間(どま)の壁際(かべぎは)に吊(つ)つた竹籃(たけかご)の塒(とや)には鷄(にはとり)の糞(ふん)が一杯(ぱい)に溜(たま)つたと見(み)えて異臭(いしう)が鼻(はな)を衝(つ)いた...
長塚節 「土」
...これではまるで北風が吹き込むための塒(ねぐら)です……諸君は既にお分りでせう...
ジャン・ニコラ・アルチュール・ランボー Jean Nicolas Arthur Rimbaud 中原中也訳 「ランボオ詩集」
...これから塒(ねぐら)へ歸る積りかえ...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...これから塒(ねぐら)へ帰(けえ)る積りかえ...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...塒(ねぐら)へ歸れば...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...塒(ねぐら)へ帰れば...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...塒(ねぐら)にいるのをそっと捉えて柔(や)んわりと訊くんだ...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...塒(ねぐら)にゐるのをそつと捉へて柔(や)んはりと訊くんだ...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...一年ほど前から此邊を塒(ねぐら)にして居る三十男...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...杜(やしろ)を今夜は塒(ねぐら)ときめ...
長谷川伸 「瞼の母 二幕六場」
...「水面」を仰ぐと塒(ねぐら)へ帰る烏の群が魚に見え...
牧野信一 「ゼーロン」
......
三好達治 「故郷の花」
...11100鳥だって塒(ねぐら)は知っていますから...
Johann Wolfgang von Goethe 森鴎外訳 「ファウスト」
...隣の塒(ねぐら)を離れたと思うと...
吉川英治 「私本太平記」
...塒(ねぐら)もないので...
吉川英治 「新・水滸伝」
...禅師の帰るまでそこに塒(ねぐら)を与えられていた...
吉川英治 「宮本武蔵」
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